株式会社イケダ 代表取締役 池田伸一氏にインタビューしました。

社名:株式会社イケダ
創立:1960年池田商店
設立:1967年6月1日
役職:代表取締役 池田 伸一
住所:大阪市城東区今福西1-6-3
URL:http://www.kk-ikeda.jp

事業内容
美容材料の販売
美容器具の販売

 

会社の誕生

昭和の初めごろから、祖父が、鉄鋼関係の商売をしておりましたのですが、ある大きな取引先の手形が不渡りとなり、どうしても、続けることができなくなりました。

息子(私の父)には、即決済のいわゆる現金商売を考えたとのこと。
美容業界とご縁を頂き、ある会社に奉公し、修行させて頂いた後、当時美容師をしておりました母と結婚をしまして、一緒に美容材料卸業を営むことになったのが、始まりです。

始めて間もなくの冬、父が長野に出かけた際、不注意から大腿骨を折りまして、現地で即入院、手術と、何カ月も仕事どころではありません。
当時、会社としての何の補償もない、お金もない、先行きの不安しかない状態だったそうです。社会保険の必要性をひしと感じ、親戚・知り合いに頭を下げ、資本金を調達し、法人化したとのことです。私たち兄弟のまだ幼い時の話です。

入会のきっかけ

十数年前、当時の研修のお仲間に誘われ、北区倫理法人会(上能会長時)に集わせて頂きました。私自身、後継者として営業の仕事内容、職場環境、経営状態など、次々と解決すべき課題が発生して、必然的に、経営倫理を学ばなければならない、という心境になっておりました。
数年後、ご縁があり、新大阪倫理法人会に移籍、現在に至ります。

 

転機となるような学びは? 倫理に入会してよかったことは?

㈱イケダは、設立50周年を迎えることができました。先代の頑張りの賜物ですが、社員のお陰、メーカーさん、何よりもお得意様のお引き立てのお陰さまです。それから、現在、私の周りの関わって下さっている全ての方々に支えられて、成り立っています。感謝しかありません。そのことに気づかせて頂いたことが一番の成果かもしれません。

㈱イケダは、美容材料のディーラーですので、当然商品を販売させて頂くことで、経営が成り立ちます。私は、21歳で家業に入ったのですが、若いころは、業績アップのため、営業スキル関係の研修とか、決算書を理解するとか、戦略を立てる等、直接販売の役に立つような、いろいろな勉強をさせていただきました。

父のもと頑張っておりましたが、その父が57歳で亡くなり、のちに私は30過ぎで代表者になることとなりました。研修を探し、営業スキル身につけることに力を入れた時期もありました。売上に力を入れなければ継続していくことが出来ないのです。ほぼ、自分のことで精一杯でした。文字通りわき目も振らずの日々でした。のちに、一緒に走り回ってくれることになった弟にも、今思えば十分な気遣いの足らない私だったと思います。「経営倫理」に触れさせて頂くようになり、勿論、戦略も大切ですが、それ以上に重要なことに気づかされました。

仕事でもプライベートでも毎日倫理に沿った“心”で生活することが何よりも大事である、ということです。自分の生き方、考え方そのものが、経営に反映されるのだと、実感するようになってきました。 人生も、商売も、選択の連続です。何かを決定する際に基になる“心”の指針が必要です。学び続けることが必要のようです。 そして今、この“心”を、社員とともに共有・共感していきたいと思い、毎朝「職場の教養」に学ばせていただいております。元気いっぱい!の挨拶から始まり、一緒にラジオ体操をしてくれる社員たちが、とても愛しいと思えるのです。
 

倫理法人会で学ぼうとしている 経営者のみなさんへのアドバイス

経営者(管理職の方等々)は、時として孤独です。その中、思いを同じくする人たちと、学びの友・仲間になれる貴重な場所です。自分一人で、ひたすら頑張るというのは、ふと疲れたり、気力が途切れたりするものです。そんな時も,ともに歩む仲間がいる、業種も年代も、社会的な立場も違いますが、それを越えてお付き合いできる同士がいることは、とても幸せなことです。なくてはならない集いの場になることでしょう。いつでも大歓迎です! 一緒に一歩一歩成長を喜び合っていけたら嬉しいです。
そして、社員の方々には「職場の教養」を朝礼でしっかりと学びあうことをお勧めします。わが社でも当初は配布するだけでしたが、2年くらい経ったある日、社員から「これ、素敵な内容ですよね。ぜひ朝礼で使いましょうよ」と言われました。
入会を迷っている方は、ぜひわが社の朝礼を見学にお越しください。朝礼で社員の動作を揃え、心を揃える。
そして、会社のビジョン・ミッション実現に向けて力強い歩みを始めることができると思います。

 

今後のビジョン

 まず、自分たちがどこにも負けないくらいの、美容業界への愛情・思い入れを持つことです。きめ細かい・真心を込めた活動を、コツコツ続けていくしかないと思っております。まずは、自分から与えることができる人間になりたい、そのために、精一杯勉強するのです。そして、自分たちの発信したものが、喜びの声として返ってくる。お得意様の繁栄のお手伝いができる。広くは、社会に対して美容と健康のため、お役に立てる。それが、㈱イケダの求めるディーラーとしての形です。それに向かって、実践あるのみです。

 

【取材 新大阪倫理法人会 事務長 上田尚美】
【カメラマン スタジオハート 上田哲也/枚方・交野倫理法人会】

池田さんは、背が高くダンディなので、なかなかお声かけするのも勇気がいりました(笑)
今回、会社取材ということで、ゆっくりお話が聞けて、池田さんの仕事や社員に対する大きな熱き想いが聞けました。入社した頃は、高慢で社員さんと揉めたりもしたそうですが、経営者としての勉強をする中で、いろいろなことを学び、多くの気づきを受け取ったそうです。沢山の困難や失敗を重ねても負けずに頑張っているからこそ、現在の池田さんがおられるのだと思いました。未来を見ている経営者だと感じました。

【池田 伸一氏の所属単会 → 新大阪倫理法人会