内外紙工株式会社 若林 敬造氏にインタビューしました。

社名:内外紙工株式会社
設立:1951年12月
役職:代表取締役社長 若林敬造
住所:門真市四宮6丁目1番25号
URL:http://www.sunroll.co.jp/

紙加工全般、段ボールの加工販売

 

会社の誕生

両親は大津(滋賀県)で当時珍しいスーパー形式の食料品店を経営していて大きな家に住んでいましたが、中学3年の3学期の始業時に倒産してしまいました。

夜逃げすることになって、大阪の母親の叔母の家に家族5人が1部屋に居候することになり、両親は銭湯に働き口を見つけ家族一緒に住み込みました。

中学を卒業して近くに職業訓練所があり入所しました。
半年後、父が癌にかかり生活のために職業訓練所を中退して銭湯で働きました。

1年後、父が他界し3年間銭湯でお世話になり立ち退きの関係で辞めることとなり、家族が住み込みで働くところを探していた時、叔母の家向かいに内外紙工の社長のお住まいがあり、社長のお世話で家族4人会社に就職し、27年間務めさせていただきました。

社長には大きな恩がありました。

45才で独立を許されてサンロールという会社を立ち上げました。
紙管原紙を製紙会社から受託加工して紙管会社に卸す仕事ですが、オリジナルの機械を開発するなど他社にはない技術で、
10年ほどで業界のシェアの90%を占めるようにまでなりました。

サンロール株式会社設立20年目、65歳の時、お世話になった一部上場の製紙会社の子会社になっていた内外紙工買収の話がありました。

サンロールの経営は順調だったのですが、大恩ある内外紙工を助けなければ会社がなくなってしまうということで、サンロールの経営は息子に託して周りの反対を押し切って2億円の借り入れをして内外紙工を買収することになりました。

当時としては大きな賭けでしたが、
家族を救っていただいたご恩を大事にして決断したことがよかったと思っています。

現在は両社計80名で頑張っています。

入会のきっかけ

取引先の女性が大阪鴻池倫理法人会の会員で、倫理経営講演会に誘われて出席したのがきっかけです。

息子が道頓堀倫理法人会に入っていて倫理法人会という存在は
知っていましたが、倫理経営講演会で
活力朝礼の実演を見て感動し入会を決めました。

転機となるような学びは? 
倫理に入会してよかったことは?

転機となったのは、自分の会社が倫理経営講演会で活力朝礼の実演をすることになったことですね。

入会の前から自社で朝礼を実施し、自分の経営理念などを伝えていましたが、活力朝礼の実演をすることになって、
朝礼の中身が大きく変わりました。

辻尾友広さん(堺市中区倫理法人会)はじめ、いろんな方が会社に来ていただきていねいに指導をしていただいたおかげで、社員のやる気も俄然変わってきました。

倫理経営講演会の実演の日も気持ちのこもった素晴らしい実演をしてくれて、見ている私も感動しました。
おかげで社内の朝礼も活力あるものになり、社員のあいさつもはきはきしてよくなったし、
社内の風通しもよくなってコミュニケーションもよくなりました。

倫理法人会で学ぼうとしている 経営者のみなさんへのアドバイス

倫理経営を学ぶことによって経営者自らが自己革新をはかり
前向きになることで、
社内は一体感が生まれるし、
よりよいコミュニケーションが取れるようになる
と思います。

また「職場の教養」を社内のテキストにできることもいいですね。

今後の会社のビジョン

サンロールは息子、内外紙工は私・・・と経営のすみ分けをしていますが、将来どちらも息子がスムーズに引き継げるようにするのが私の務めです。

そのためには取引先のメーカーを増やしたり、新分野のことも視野に入れて経営していかなければいけない、と思っています。

 

【取材 中西進泰 幹事 / 大阪鴻池倫理法人会】
【カメラマン 写真スタジオハート 上田哲也 / 枚方・交野倫理法人会】

70才を超えてみんなから「若造(若林敬造)」と呼ばれ、エネルギッシュに明るく大阪鴻池を牽引する若林新会長・・・
社内は清掃も行き届き、至る所で社員のあいさつを受け、活気に満ちていました。
サンロールグループが着実に成長していく秘訣を見たようですが、倫理法人会に入り、
倫理実践することがさらに若林さんのスケールを大きくしているように感じました。

【若林敬造氏の所属単会 → 大阪鴻池倫理法人会