フタバ紙器株式会社 近安 健一氏にインタビューしました。

社名:フタバ紙器株式会社
設立:大正13年 創立昭和27年
住所:大阪市東住吉区今川3-3-5
URL : http://www.futabashiki.co.jp
役職:代表取締役(平成27年7月就任)(創業から5代目 創立から4代目)
名前:近安健一(ちかやす けんいち)

企業紹介

印刷紙器・ダンボールケース・包装資材の製造販売
得意先の業界としては化粧品・医薬部外品・健康食品等の業界が多いです。

経営理念
・従業員の物心の幸福を追求する
  (尊敬する稲盛会長が経営する京セラと同じにさせて頂きました。)
・人の成長なくして会社の成長なし
  (今まで仕事をしてきて人の成長が会社の成長だと実感している)
・包装資材を通じてお客様に貢献します。
  (当社は本業以外に副収入等はなく本業しか道はない)

企業理念
・どんなに忙しくても手を抜かずにやりとげる。
  (いつでもマニュアル通りの手順で仕事をする。今回もタイトルを凡時徹底にさせて頂きました。)
・感謝の気持ちを持って物作りをしましょう。
  (会社は自分一人で回っていない。営業から現場へ、現場から事務へ、事務から配送へ仕事が移る。)
・3S(整理・整頓・清掃)を日課にしましょう。
  (当社の取引先は化粧品や医薬部外品等扱っている商品が多く、簡単に言うと奇麗な箱を納品する義務があります。奇麗な箱は奇麗な場所からでしか
  作れないをモットーにして常に整理・整頓・清掃を意識して物作りをする事が大切であると思っています。3Sに関しては天王寺区所属の古芝様の会社枚岡合金工具の3S見学会に衝撃を受けその後、製造業では3Sが大切だと痛感して今現在の毎月3Sミーティングなるものを開催しています。)

社訓
誠実をモットーに一致団結し目標に向かって能力を最大に活かし行動しよう。

会社の誕生

祖父の近安義久が大正時代に創業し
昭和15年に丸三紙管株式会社として設立

終戦により昭和22年に解散

昭和23年にフタバ紙器工業所として再発足

昭和27年に有限会社フタバ紙器工業所として改組

昭和57年にフタバ紙器株式会社に改組

 

入会のきっかけ

平成27年7月に代表に就任するにあたり会社はただ単に物を作って売るだけの会社ではあまりにも味気ないと思い、経営理念のトップにも掲げました「従業員の物心幸福を追求する」の心の勉強を私がする必要があると考え、製造業の勉強会やランニングチームの仲間でもある北区所属の浜野太郎氏に以前から勧誘をされていた倫理法人会に平成27年3月に入会するに至りました。

転機となるような学びは? 
倫理に入会してよかったことは?

MSの講話に限らず会員スピーチも含めて体験談を聞かせて頂き生の声が聞けて本を読む以上に体の中に入ってくる事が多いです。

繰り返し「万人幸福の栞」を輪読したりしますが何回も読んでいく内に内容の深さや重みを感じる事が多いです。

年を取ってくると鈍感になり昔の事ができなくなったりしがちです。
倫理法人会では年齢に関係なくきちっとさせられるので自分を律するという場所としては最適です。

人を変えるのではなく、
自分が変わらなければならないのを痛感しました。

 

倫理法人会で学ぼうとしている 経営者のみなさんへのアドバイス

この時代色んな価値観の方がおられるので様々ですがMSで講話を聞いて帰るのも悪くないですがそれだと倫理法人会に所属していて人間の輪が広がりません。

やはりスタッフ(実行委員・幹事)になっていただいてもっと倫理法人会の事を知って活動すれば人の輪が広がると思います。

 

今後のビジョン

仕事は取引している得意先の仕事によって変動しがちですが、印刷したものにヨゴレや抜けがないかどうか今まで人間の目でチェックしていたのですがカメラでチェックできる機械を導入します。

人間の目で見る作業では不良品の見落とし等がありますが機械なら確実にチェックできます。

そういう機械を導入している会社はまだ少なくアドバンテージが取れると思っています。

IT等の進化で他の業界はかなり進んでいる業界もありますがパッケージの世界ではやっている事は昔と大きく違わずあまり変わっていません。

得意先の評価の対象となるのはいつの時代も品質(Q)・値段(C)・納期(D)です。

ここをしっかり守って行き得意先の会話から
「あの箱どこで頼んでるん?」「フタバ紙器です。」「じゃあ大丈夫やな」
と言ってもらえるような会社にしたいです。

当社も法人化になり今年で創立後65年目になります。創立60年の際は60周年記念のパーティを開催したので5年後の70周年記念の際は前回より盛大なパーティを開催したいです。

【取材 加藤 仁 副会長/大阪北区倫理法人会】
【カメラマン 写真スタジオハート 上田哲也/枚方・交野倫理法人会】

3階建ての 事務所兼工場に入った際の第一印象は、きびきびした社員の動き
また、さすがに工場でもあるからでしょうが、非常に活気のある空気に触れ素晴らしい環境の職場と感じました。

厳しい業界環境の中、創業(法人化)5代目として、取り組んでおられる事が、
社員の皆様に浸透していると感じさせていただきました。

工場内を、案内して頂いた際も自然に、大きな声で挨拶をして頂き
企業理念にもあるように3S(整理・整頓・清掃)が徹底されておりました。

社員数20名、平均年齢35歳と比較的若い体制の中、約2年前社長に就任されるに当たり、
「心の勉強」をする為に倫理法人会に入会されたとお聞きしましたが、取材中、思いを熱く語って頂いた姿を見て、
倫理経営に向かって邁進されておられることを強く感じました。

取材へのご協力ありがとうございました。

【近安健一氏の所属単会 → 大阪北区倫理法人会