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川村義肢株式会社 川村 慶氏にインタビューしました。

社名:川村義肢株式会社
設立:1963年4月22日  (1946年12月1日創業)
役職:代表取締役 川村 慶
住所:大阪府大東市御領1-12-1
URL:http://kawamura-gishi.co.jp

義肢・装具・補聴器・コミュニケーションエイド・リハビリ治療器具・リハビリ訓練器具・住宅改修・人工ボディ・補助器具・福祉用具レンタル・車椅子・姿勢保持・いきいきネット相談支援センター・住宅介護支援センター・居宅介護支援事業・ショールーム・障がい者就労支援事業

会社の誕生

祖父である川村一人氏は元々義肢装具の会社に勤めていたが、会社のあり方に疑問を感じ、
「社員が幸せでない会社が
 お客さまを幸せにできるはずがない」

と一念発起し、川村義肢製作所を1946年に創業した。

しかし開業からわずか10ヶ月で死去。
父、川村一郎氏は、事業継承のため大阪府を退職し、川村義肢製作所の代表に就任した。
紆余曲折をしながら、当初社員10名規模の会社から500名規模の会社へと成長させた。

​創業の精神を父、一郎氏が確実に受け継ぎ、当社の経営理念である

『お客さまと社員のQ.O.L.(クオリティ・オブ・ライフ)向上』

は、創業70年が経とうとしている今も、全社員の心の拠り所であり帰結する場所になっている。

入会のきっかけ

一番は職場の教養のすばらしさを感じたから。 

そして日々実践を重ね、体感し、結果を出している山之口会長のお人柄。 
そんな方からの勧めだったから。 

職場の教養は本当に素晴らしい。

転機となるような学びはありましたか?
倫理に入会してよかったですか?

技術・知識をたくさん身につけていても使い方を間違ってはいけない。 
人として間違ったことをしてはいけない。 
それを学んで欲しいと思った。 

最初に取り入れようとしたツールは本気で学びたいと思う人以外にはハードルが高かった。 
職場の教養を試験的に何ヶ所かの部署で取り入れた。 
使い方の違いはあってもやはりレベルが高くなった。 
普段実施している勉強会でもそれを感じるようになった。 
職場の教養を取り入れはじめてから少しずつ心のコップが上に向いてきた。

倫理法人会で学ぼうとしている 経営者のみなさんへのアドバイス

倫理とは常識のレベルを底上げするもの。
心の問題は大きい。 
最近の常識は退化している。  

反発を恐れずに、人の道は何たるかを熱く語ってください。

今後の会社のビジョン

私には夢があります。
世界からお客さや同業者が集い勉強しに来てくれたり、
良いことも悪いことも言い続けてくれる
【世界一愛されている会社にすること】

私には夢があります。
ソウルパートナー(社員)やグッドパートナー(協力企業など)の娘さん息子さんなど
【ご家族の方々がわが社に入社したいと
 言ってくれる会社にすること】

私には夢があります。
我々の生き様や働く姿を見ていただき
【この世からイジメや戦争がなくなること】

【取材 山﨑 紀子 広報副委員長 / 大阪府倫理法人会】
【カメラマン スタジオハート 上田哲也 / 枚方交野倫理法人会】

川村社長の熱い思いが伝わってくるお話をたくさん聞くことができました。 
ソウルパートナーのお話しを聞き、その後、会社を見学させていただきました。 
皆さんの活き活きとした笑顔と挨拶はとてもすばらしかったです。 
そして従業員から社長へ提案が直接できるのはソウルパートナーとして大切にされているからなのだろうと感じました。
経営者としてあるべき姿のお手本を間近にみせていただき感謝いたします。

※記事中の所属や役職およびインタビュー内容は、取材当時のものです。