GENKIな会員企業のご紹介

太洋マシナリー株式会社 渡邉 兼三氏にインタビューしました。

社名 太洋マシナリー株式会社 (TAIYO MACHINERY CO.,LTD.)
住所 〒551-0023 大阪市大正区鶴町4丁目1番7号
創業 昭和2年4月1日
設立 昭和9年4月13日
役職 社長 
氏名 渡邉 兼三 
URL:http://www.omco-taiyo.co.jp/

鋳造設備事業
昭和2年、鋳造工場用大規模プラントなど各種設備機械から、粉粒体混合機、それらを運搬する空気輸送装置、
さらには省エネ型キュポラなど、各種製品の設計・製作・販売をわが国で初めて手がけました。
当社が送り出す製品の数々は、この分野の草分けにふさわしい高品質なものとして、業界から絶賛されております。

しかしその歴史に甘んずることなく、その特許・実用新案所得件数の多さが示す通り、
常に新しくより優れたものをとの姿勢で、他に類をみないエポックメーキングな製品を次々に送り出しています。 

そしてこれからも、培われてきた経験を活かしながら、世界のトップブランドとしての地位をさらに揺るぎないものに
するために、数多くの優れた製品を送り出し続けます。 

会社の誕生

1927年、今から89年前

親戚が鋳造機械を海外から仕入れて販売する
商社を作るということで、祖父の兄が婿養子にいって継いだのがきっかけで、
会社が設立となりました。

そして、日本も近代化をしていく間に、海外の機会を仕入れて
販売するだけでなく、技術も取り入れて、日本で機会を製造し販売するように、
現在に至ります。

会社を継続している中、紆余曲折もあり、13年前のバブルの崩壊で、
会社が当時30億円近くの負債を抱え、存続の危機に危ぶまれました。

その時に、新大阪にあった大きな土地社屋を売却して、規模も小さくして、
現在の大正区に移転して、何とか持ちこたえたというエピソードもあります。

入会のきっかけ

私の祖父である故 渡邊彦士(わたなべひこし)が人と交わったり、
勉強したりするのがとても好きな方だったので、
倫理法人会に入会させて頂いたのだと思います。

私自身が会社に入社した時には、既に朝礼で「職場の教養」は読む事になって
いましたので、

入会のきっかけというより、
      既に入っていたというのが

正直な答えです。

転機となるような学びは?倫理に入会してよかったことは?

「職場の教養」を読むことは、社員に一日一善と話しています。

中には、なぜ朝礼でこんな冊子を読まなければならないのか尋ねる
社員もいますが、一日一つずつ賢くなっていくことで、
1年で365日分賢くなっていくと社員には伝えています。

私自身1日一つの学びはとても気に入っていますし、

一つの事をずっと続けていくことはとても良い学びです。

倫理法人会で学ぼうとしている経営者のみなさんへのアドバイス

朝礼では

「職場の教養」の他に、7アクトも取り入れています。

    7アクトは部署によって文章を変えていますが、
そういったツールがある事で、逆に朝礼がスムーズに行えると思います。

また、1日そういったものを使って朝礼をする事で、
1日明るく過ごす事ができ良いスタートを切る事が出来ます。

今後の会社のビジョン

現状、私どもの産業は、日本では下降気味で、新規の企業がなかなか
獲得できない状況にあります。


これからは海外に向けて
発進していかなければ
と思っています。

今は、ベトナム・タイなどの東南アジアへ良く出張に行っています。

そしてこの先は、インドやインドネシアなど、発展していく国にどんどん
進出しようと考えています。

将来は、今7つになる長男が、大きくなって将来、会社を引き継いでいって
もらえたらと、思っています。

取材後記
大阪府倫理法人会の二代目会長故 渡邊彦士(わたなべひこし)さんの会社という事で、この度取材させて頂きました。 渡邊彦士さんのお孫さんにあたる兼三さんはとても、若い経営者で、笑顔の良い朗らかで、とても明るい方でした。89年続いている中でも、13年前に日本のバブル崩壊の影響を受け、会社を存続させるためにリストラも敢行したそうですが、倫理法人会での学びをやめようと思わなかったそうです。
先祖から代々引き継いだ教えがあるから、今現在も存続しこれからも継続できる企業だと感じました。
取材 
所属単会 : 大阪西区倫理法人会 事務長 尼崎 錬一

カメラマン
所属単会:枚方・交野倫理法人会 写真スタジオハート 上田 哲也氏

※記事中の所属や役職およびインタビュー内容は、取材当時のものです。