GENKIな会員企業のご紹介

フヨー株式会社 中山 文隆氏にインタビューしました。。

企業情報
社 名:フヨー株式会社
お名前:中山文隆
設 立:昭和33年(1958年)
住 所:東大阪市鴻池徳庵町5番18号
URL:http://www.web-fuyo.co.jp/
役 職:代表取締役社長

企業紹介
病院・介護施設・ホテルの設備および備品類の製造、卸、販売業務

会社の誕生

もともと大手ベッドメーカーの孫請けをしていた先代社長が、
昭和33年に病院設備の専門商社として八尾市で創業したのが
会社の始まりです。

その 創業者と運命的な出会いをして

会社に入り引き継ぐことになりました。

私は佐賀県の出身で、地元中学を卒業して和歌山の
大手製鉄会社に就職しましたが、23歳の時に転職し
保険代理店に勤めながら
水商売の世界にも足を入れていました。

28歳の時に祖父の米寿のお祝いに郷里へ帰った時に、たまたま隣の席に座っていたのが同じ佐賀県出身の創業者でした。

当時自分の人生について思い悩んでいた時期で、創業者のお誘いに自分の人生を託し、そのまま奈良にある社長の家に居候させていただきました。

創業者との偶然の出会いが私の人生を決定づけました。

そして 39歳のときに会社を承継  しました。​

入会のきっかけ

会社を引き継いだ後に、大阪府中小企業家同友会に入り
活動していましたが、たまたま広報の仕事で訪問した会社が、
佐藤福男氏(大阪府倫理法人会前会長・現相談役)が経営する工務店でした。

佐藤福男氏との出会い

が、私の人生の第二の大きな転機となりました。

活気が社内にあふれていて、会社の元気の源は何かと尋ねると、「活力朝礼や、明日の朝、道頓堀のホテルに来たらわかるわ~」・・・

次の日のモーニングセミナーに参加し、活気あるセミナーに驚きその場で入会、でも活力朝礼はないので活力朝礼はいつやるのか聞くと

「活力朝礼は、来週や」・・・

次週のモーニングセミナーにも行くと今度は専任幹事のお役目の勧誘があり、 何をする役か聞くと、「な~んも専任幹事(せんでええ)」と
ダジャレ交じりで言われてすることになりました。

あれよあれよという間に、短期間で入会とお役を引き受けることになりましたが、
佐藤福男氏との運命的な出会いが、私の人生での第二の大きな転機になりました。

転機となるような学びは?倫理に入会してよかったことは?

佐藤福男氏との出会いがきっかけで道頓堀倫理法人会に入会することになりましたが、学びの転機となったのは

大阪鴻池倫理法人会への転籍です

佐藤福男氏から、次期会長が決まらず活動も停滞気味で
会員数でも 伸び悩んでいる大阪鴻池をテコ入れしてくれないか、
と打診がありました。

それぞれの単会にはそれぞれの特徴があり、
突然会長として転籍してもうまくやっていけるのか
思い悩みましたが、結局引き受けることにしました。

会長職は自単会のなかをまとめることだけではなく
対外的にやらなければならないことが多く、
たいへん忙しくなりましたし、仕事との両立もたいへんです。

でも時間をやりくりしながら、即断即決で処理して
いかなければならないことに直面することで、
自分がとても鍛えられました。

倫理法人会で学ぼうとしている経営者のみなさんへのアドバイス

これから学ぼうという経営者のみなさんには、
「まず、やってみなはれ~」とアドバイスしたいですね。

倫理法人会では、いろいろな学びの機会があると同時に
多くの経営者や人と出会うチャンスがあります。

出会いによって人生が大きく変わることがありますが、やってみなければ
その出会いもありません。

やってみて自分に合わないな、と思われたら撤退されたらいいと思います。

今後の会社のビジョン

会社の経営は、その社員さんの生活だけでなく家族も含めた多くの人の
人生にもかかわってくるものですから、責任も大きいものがあります。

いま創業して58年目を迎えますが、

長く続けることはとても大切  なことです。

また継続と同時に、時代の変化に対応して新たな分野にも意欲的に挑戦して
いきたいと思います。

取材後記

いつも前向きで明るい性格で、大阪鴻池の先頭に立って大阪鴻池をけん引する中山会長です。「GENKIな企業紹介」の取材を通じて、
改めて人間的な魅力に触れることができました。会長職3年目の今年は、大阪鴻池を飛躍の年にしていく意気込みを感じます。

取材 
所属単会 : 大阪鴻池倫理法人会 幹事 中西 進泰
カメラマン
堺市倫理法人会 広報委員長 杉谷昌彦氏

※記事中の所属や役職およびインタビュー内容は、取材当時のものです。