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有限会社アプローズウェディング・OFE 代表取締役 岡本笑明氏にインタビューしました。
 

 

企業情報
社名:有限会社アプローズウェディング・OFE
設立:2000年11月22日
役職:代表取締役
住所:大阪府大阪市福島区福島1-1-12 堂島リバーフォーラム 204
URL:http://littlemary.jp/

事業内容

有限会社アプローズウェディング・OFEでは、結婚式なんて必要ないと考えているカップルをなくすことを目標に、バージンロードが、生まれてからこれまで育ってきた道のりを表現していることをはじめ、花嫁のベールや結婚指輪などが本来持っている意味を知ることで、心から結婚式を挙げたくなるような、お二人にふさわしいオリジナルの結婚式を提供しています。挙式だけのプランであれば、59,800円からとリーズナブルに挙げることができます。

堂島にある当社のLittle Mary Churchで挙式することもできますし、お二人が挙げたいと思う場所であれば、中之島の中央公会堂や野外でのアウトドアウェディングなどお好きな場所で挙式していただけます。

会社の誕生

 

 

この事業を始める前は、今やっているオリジナルウェディングとは、正反対のことをしてきたんです。

それまでは、とある結婚式場で、オルガニストとして14年間働いていました。1日に何件もの結婚式で演奏をし、どんなカップルに対しても同じシーンで同じ曲を、来る日も来る日も弾いてきました。そんな毎日を過ごしているうちに、なぜ、人はそれぞれ違った性格を持ち、全く違う人生を送ってきたのに、みんな同じ式を挙げるんだろう・・・という疑問を持つようになりました。

そこで、調べてみたんです。結婚式で行う一つひとつにどんな意味があるのか。本当に大事なことは何なのかを。

そしてある日、学んだことをあるカップルにお話しする機会ができました。すると、わたしの話を聞いてとっても喜んでくれたんです。そこで、お二人のためにと、新婦の父親が大好きだというビートルズのザ・ロング・アンド・ワインディング・ロードをバージンロードで歩くときに演奏しました。誰の許可も得ずに。

実は、この新婦さんはお父様と大変仲が悪く、バージンロードも一緒に歩くかどうか真剣に考えていたそうなんです。お父様は自分の好きな曲を選んでくれたことに感動し、このことをきっかけに一緒に買い物に出かけるようになるまで仲が良くなったと後々報告してくれました。

ですが、あの演奏の後はというと、会社の方では、勝手に違う曲を弾いたということで大問題になり、納得できなかった私はその日のうちに会社を辞めちゃいました。

それから、結婚するお二人のための結婚式を挙げるための会社を立ち上げたのが、アプローズウェディング・OFEです。

入会のきっかけ

 

 

倫理法人会は、私が学んでいる『個性心理學(参照:https://www.noa-group.co.jp/)』の師匠であるいむらきよしが、大阪天王寺区倫理法人会の会員で、何度もセミナーに参加していたので数年前から知っていました。大阪はもとより、和歌山や名古屋にまで師匠について参加していました。ですが、あの独特の雰囲気が正直怖くて、勧められはしましたが、何年も断っていました。

それが、知り合いになった高木(旧姓・田村)ほなみさんの動画を見ていた時に、倫理法人会の話が出てきて、たった一万円で凄い指導を受けられるし、本当に凄い学びを得られる会だと、目を輝かせて話しているのを見て、自分の持っているイメージがずれていることに気付かされたんです。

それがきっかけで倫理を学ぶ決心をして、師匠のいる大阪天王寺区とも思ったのですが、地元である泉州を元気にしたいという思いもあって、泉州倫理法人会に入会しました。

転機となるような学びは?入会してよかった?

 

 

個性心理學を学んでいると、倫理と重なる点も多いので、これまで実践していたことが多々ありました。しかし、出来ていないことも多いということがハッキリと理解できるようになったんです。

実は十数年前、私は離婚を経験し、事業もうまくいかず、人生のどん底にいました。そもそもこうなったのは、結婚する時に賛成してくれなかった両親が悪いんだと、うまくいかなかった理由をすべて両親のせいにしていたんです。

万人幸福の栞を読み、様々な体験をされた方の講話を聞いて倫理を学んでいるうちに、この心の中にある責め心があるうちは幸せになれないと気付くことができました。

今朝のモーニングセミナーでも、『本を忘れず』をテーマに唯一無二の親への感謝についてのお話があったのですが、それを聞いて、いてもいられず職場ヘ向かう前に母のところに寄って感謝を伝えてから出社しました。

父は他界してしまってもうこの世には居ないのですが、とりわけ母に対しては同じ女性であるということもあって、憎しみと言っていいほどの思いを抱いてしまっていました。それが、素直に感謝の言葉が口に出来るようになったのは自分でも驚きの変化ですし、倫理を学んだお陰で変われたのだと思います。

倫理法人会で学ぼうとしている 経営者のみなさんへのアドバイス

 

 

自分の体験に照らし合わせても、倫理法人会のことを知った皆さんには、1日も早く学んでほしいなと思います。「もっと前に倫理と出会っていれば、離婚もせずに済んだのに・・・」と思うことがあります。そうすれば、あんな苦しい思いをしなくて済んだかもしれないと。

でも、その時では入会していても理解できてなかったのかもしれないですね。

辛い体験をしたからこそ今の自分があると思うと、それも必要なことだったのかもしれないです。まさに苦難福門ですね。そういった体験を伝えることで倫理を学ぶ意味を多くの方に知っていただきたいと思っています。

今後のビジョン

 

 

今後の夢は、全国展開することです。お金がなくて諦めたり、結婚式を挙げる意味を感じられなかったりするカップルが日本全国にたくさんいらっしゃると思いますので、1組でも多くのカップルに結婚式を挙げる意味をお伝えしたいと思います。

それには、まず大阪でしっかりと地盤を固めなくてはなりません。そこで大事になってくるのが、倫理経営と個性心理學だと確信しています。

以前はスタッフに厳しい指導をしていたため、耐えられずにどんどんスタッフが辞めていきました。ところが、個性心理學を取り入れてからは、それぞれが持っている個性や特長に合わせて指導することによって長所を伸ばすことができるようになって、以前のように厳しく指導することがなくなりました。当時を知るスタッフからは、本当に変わったと言われます。

会社の経営には、倫理と個性心理學、この2つがあれば無敵ですね。どちらも会社を経営している方にはお勧めします。

【取材 副事務長 江川昌克/泉州倫理法人会】
【カメラマン Syoji photo 山本祥司/泉州倫理法人会】

岡本笑明さんを見ていると本当に楽しそうにお話しされるんですが、今回、取材をさせていただいてその源がなんであるのかが垣間見れたような気がしました。強い思いがいつも心の中にあって、それに従って純情(すなお)に行動しているから、いつも輝いて見えるんだと思います。思い立ったらすぐ行動することの大切さを学ばせていただきました。ありがとうございました。

【岡本笑明氏の所属単会 → 泉州倫理法人会】

※記事中の所属や役職およびインタビュー内容は、取材当時のものです。