GENKIな会員企業のご紹介

総合探偵社さくら(株式会社なんくるないさ)代表取締役社長 吉田弘人氏にインタビューしました。

▼企業情報
社名:総合探偵社さくら(株式会社なんくるないさ)
設立:2015年12月
役職:代表取締役社長
住所:大阪市北区豊崎3-10-2 I&F 梅田12F
URL:http://tantei-sakura.jp/

▼事業内容
探偵、興信所

会社の誕生

サラリーマン探偵を4年勤めましたが、働いているうちに会社の経営方針に疑問を感じ退職。自分らしくいれる時間を作りたい、もっとクリーンにもっと自由に探偵をしたいという想いから総合探偵社さくら(株式会社なんくるないさ)を設立。

入会のきっかけ

5年ほど前までは家庭倫理に通っていた母の話から宗教団体だと誤解していたため倫理法人会とは関わらないようにしてたんですが、友人の経営者の話や、SNSでの投稿などでイメージが変わって、倫理法人会に興味を持つようになりました。

そんな時たまたま所属してたロータリークラブで当時会長をされていた山本依津子さんに「私が行ってる学びの会に来ない?」と誘われて大阪中央区のMSに参加した事がきっかけです。
入会に至ったのは、お世話になった山本依津子さんに誘われたという事が大きいですが、明らかに自分より年齢も経験値も上の経営者の方が何年も何十年も通うぐらいなので、この会にはそれだけ本物の価値があると確信した為、即決で入会しました。

転機となるような学びは?入会してよかった?

お得意先で今までの信頼関係があったので、なあなあで案件を引き受けていたクライアントの請求金額が気づいたら1800万円に膨れ上がっていました。
慌てて請求すると先方からお金がないので支払えないという返答が返ってきたため、資産状況を調べてみたところ本当に資産が残っておらず、1800万円を回収できない状態に陥りました。

その報酬を元にスタッフに慰労手当を支払う予定が支払えなくなり、スタッフのモチベーションがさがる、自分自身も気持ちの余裕がなくなり、そのイライラがスタッフに伝わるというように負の連鎖から会社の雰囲気が最悪な状態になりました。

そんな時、倫理法人会で目にした「一人の明朗な心境は、その人の肉体健康の元であり、家庭健康の中心であり、事業の根源である」(第8条 明朗愛和)の一文から気持ちを切り替え、自分なりの明朗愛和の実践を行い、スタッフに潔く慰労手当を支払ったところ、会社の雰囲気がとても良くなり、事業も好転しました。さらに1年半後、飲み会の席で木村SVと菊池専任幹事に1800万円のこだわりを捨てるようアドバイスを頂き、こちらも潔く債権放棄したところ、探偵業とは別の新たなビジネスチャンスが巡って来ました。(第12条 捨我得全)

倫理法人会で学ぼうとしている経営者のみなさんへのアドバイス

人生経験もビジネス経験も人間力も豊かな方々が、何年も何十年も学び続けているのが倫理法人会。
それだけそこには本物の価値がありますので、ビジネスをしている限りは学び続けて頂きたいです。

今後のビジョン

探偵業は後継者を育成し、その後継者が「依頼者のために」を忘れずに、明朗愛和で自由な社風を維持してくれる事を願っています。
私自身は終活を開始し、手始めに沖縄の宮古島に家を借りました。そこでゆる〜い相談業とオーナーの気まぐれで運営するペンションをやりながら、のんびりと第2の人生を楽しみたいと思っています。

【取材 三木あゆみ/大阪中央区倫理法人会/会員】
【写真 写真スタジオハート 代表 上田哲也/枚方・交野倫理法人会/会員】

吉田弘人さんのお話を伺って、この人は本当に実践の人なんだなって思いました。転機となる学びでお話されていた潔い決断と実行、純粋にすごいなって思います。
頭ではわかっているつもりでもそれを実際に行動に移せる人はなかなかいないです。こういったところに倫理の学びの深さを感じます。今後の宮古島でのセカンドライフも楽しみです。ペンションはオーナーの気分次第で気まぐれに営業するそうなので、いつ遊びに行けるかわかりませんが(笑)
終始笑顔の絶えない、明朗愛和な取材でした。

【吉田弘人さんの所属単会/大阪中央区倫理法人会/副専任幹事】
2022年8月掲載

※記事中の所属や役職およびインタビュー内容は、取材当時のものです。