GENKIな会員企業のご紹介

Gaia株式会社 代表取締役社長 谷口由久氏にインタビューしました。

▼企業情報
社名:Gaia株式会社 鍼灸整骨院かしの樹
設立:2013年6月
役職:代表取締役
住所:大阪府茨木市中総持寺町10-1
URL:https://kashinoki2013.com/

▼事業内容
鍼灸整骨院かしのきでは、毎日頑張っている大人のあなたが、痛みや健康不安から解放され、自分らしく、人生を楽しむために。
最短最小リスクで、最良コスパの療法をご提案。病気やケガ、年齢を超える心と体を手に入れるための、お手伝いをいたします。
手技療法・はり治療・無痛矯正・EMS・美容鍼・マタニティマッサージ・ビジネス脳疲労専用手技等様々な悩みにお応えしています。

会社の誕生

海外でいろいろなことを学ぶ機会があり、その後帰国した際に腰痛の治療のためにカイロプラクティックの施術を受けたことが最初のきっかけですね。
その技術に惚れ込み、その道を目指して10年間修業をしました。その間に3年ほど気功の勉強をする期間もありましたが、鍼灸整骨院を転々としているような10年間でした。
その10年間で鍼灸整骨院の業界にあった型どおり以外に正解がないという文化や、体育会系の縦の関係性が強い環境に疑問を持ち、基本的な技術の型はありつつ、スタッフの個性を生かせる環境のある鍼灸整骨院を目指して開業したのがはじまりです。

入会のきっかけ

開業後、経営をしていく中で結局自分が疑問を持っていた縦の関係性の強い環境を同じように作ってしまっていました。
その中で次々とスタッフが辞めていき、ついには離職率100%を達成してしまっていました。そんな時にyoutubeで鴨頭さんという方の動画をみて、自分の求めていたものを思い出し、その方が勧めていた倫理法人会にも興味を持ちました。
当時は子育てもある中だったので、まずは奥さんから茨木市倫理法人会に入会し、交代でモーニングセミナーに参加しようと思っていましたが、当時の茨木市の会長藤原優里氏の助言もあり、曜日の違う高槻市倫理法人会に入会することとなりました。

転機となるような学びは?入会してよかった?

倫理法人会に入会して、自身の変化に大きく影響したのは2つの要素があると思っています。
ひとつは活力朝礼の導入です。入会直後から朝礼委員にも抜擢され、活力朝礼を導入したことで、今までばらばらだったスタッフの気持ちを朝に合わせることが出来るようになってきました。導入して3年になりますが、現在でもスタッフの意見も聞きながら続けており、その変化を日々感じています。
ふたつ目は倫理指導です。私はかなり特殊ではありますが4回連続で通算1年間倫理指導を受けました。その指導を受けた中で気づいたのは自分の中にあった「人は人、自分は自分」という認識の誤りでした。その認識を「自分がかかわる人は全て家族である」と塗り替えることが出来たことによって、人を大切にすることや人の話を聞くことが出来るようになってきて、少しずつ違う自分に変わってきているように思います。

倫理法人会で学ぼうとしている経営者のみなさんへのアドバイス

今振り返ると我が社が「離職率100%」になったのは自分の中にあった誤った認識と傲慢さだったのだと思います。私自身はポジティブな性格であるため、物事を感覚で進めていける力がありますが、倫理を始めるまではそれを他人も出来て当然と思ってきました。それが現在は、自分の感覚を言語化して、共有していく大切さを実感しています。
また、ネガティブな方は実は思考がまとまっていないだけで、実は物事の問題点や課題を認識する能力が高いことも気づくことが出来ました。
倫理法人会はこの両方の方にお勧めの勉強会だと思います。ポジティブな方にはその感覚を言語化して人に伝える練習を、ネガティブな方には自分の思考をまとめる練習をそれぞれ実践を通して学べる場所が倫理法人会だからです。まずは3カ月だけでも倫理を味わってみてほしいと私は思います。

今後のビジョン

「人智を超えて人々を笑顔にする」これが、私の人生のビジョンです。そのために私はかしのき式の日本伝統医療と一緒に学ぶ姿勢を世界に普及して行きたいと思っています。倫理を学んで気づけた「人を大切にする」視点を生かし、スタッフや患者様、そして出会う人たちと一緒に学んでいきながら、様々な医療を複合して作り上げてきた日本発のかしのき式伝統医療を通じて、世界の人々に笑顔を届けると共に、世界的にみてもコミュニティを作りにくい傾向のある日本人が、笑顔で集まれる場所を世界に作っていきたいと思っています。

【取材 畑侑佑/高槻市倫理法人会/幹事】
【写真 写真スタジオハート 代表 上田哲也/枚方・交野倫理法人会】

失敗を経て倫理法人会に入会し、自分を変えるために実践に身を投じてきたことが感じられるエピソードでした。4回もの倫理指導と活力朝礼の導入という実践を通じた学びの結果が普段の「常に笑顔」な谷口氏に繋がっているのだなと思うと倫理の学びのすばらしさを改めて感じる機会となりました。インタビューを受けてくださった谷口由久氏には改めて感謝したいと思います。

【谷口由久氏の所属単会/高槻市倫理法人会】
2023年2月掲載

※記事中の所属や役職およびインタビュー内容は、取材当時のものです。