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株式会社エヌ・ジー・エス フードサービス事業部・共済事業部部長 渡辺拓也氏にインタビューしました。

▼企業情報
社名:株式会社エヌ・ジー・エス
設立:1995年9月25日
役職:フードサービス事業部・共済事業部部長
住所:〒634-0005
奈良県橿原市北八木町1-1-8
URL:http://www.kk-ngs.co.jp/company/

▼事業内容
事業内容:不動産ディベロッパー業、不動産開発コンサルティング業、不動産企画リーシング、フードサービス業、共済事業など

会社の誕生

■一燈屋の始まり

当初一燈屋ではなく、鳥料理や焼肉屋5店舗運営していました。しかし、次第に競合店が数々現れ、大手も参入してきたため、客足は徐々に遠のき売り上げは徐々に下がっていきました。その結果、5店舗から1店舗に縮小することを決断しました。
1店舗になっても、新たな問題が発生しました。コロナ禍が発生し、お客様が来店しなくなり、さらに経営は厳しくなっていきました。もうダメかと思いました。目の前が真っ暗になり、最後の閉店を意識することもありました。
しかし、私は決して諦めませんでした。そして、倫理との出会いで一燈屋が始まりました。

▪️一燈屋の由来とコンセプト

=由来=
江戸時代の儒学者である、佐藤一斎氏の名言「一燈をささげて暗夜を行く暗夜を憂うなかれ、一燈を頼め」
から —どんなに先が見えないような窮地に陥ったような場合でも嘆き悲しんだり、惑うことなく自分自信の生き方、志を信じて進めばよいのだ―
という意味を込めて「一燈屋」という名前にしました。
これは私のビジネスパートナーの佐々木誠さんが考え提案してくれました。

=コンセプト=
国産牛内蔵専門店として、地域の皆様に気軽に焼肉や鍋料理を楽しんで頂けるお店
牛の内臓(ホルモン)が好きな方も苦手意識がある方も「一燈屋」のホルモンなら大丈夫と太鼓判を押してもらえる店
国産牛にこだわり、鮮度にこだわり、下処理を充分にした商品を提供しています。

入会のきっかけ

■徳田さんとの出会いが人生を変える

2020年2月、東大阪市の枚岡神社での「お笑い神事」のなおらいにて、私は徳田昭次さんと出会いました。当時、私は事業責任者として悩みや不安に苛まれ、どうしたらよいか分からない状態でした。売り上げは上がらない、月末の資金繰り…そしてついに身体にもガタが来ていました。徳田さんはそんな私を見て自身の人生見直し成長のためにと倫理法人会に誘ってくれました。
モーニングセミナーに参加し栞を読んだ時、初めに目についたのは「病気になったらおめでとう」の言葉でした。「病気を治す為、お医者さんを頼るのではなく、病気が生活の不自然さを教えてくれ、その原因を変えるチャンスをくれるものだ。」との教えに感銘し倫理法人会に入会を決めました。
私は、徳田さんとの出会いが人生を変えたきっかけとなったことに感謝しています。

転機となるような学びは?入会してよかった?

■倫理実践で数々の変化が

倫理法人会に入会してからは、周りには良い出来事が次々に起きるようになりました。素直に教えに従って実践すると運気が上がり、ずっと探していた良い物件と出会えたのです。そして残った1店舗を閉店し「一燈屋」を始める事になりました。
「一燈屋」がオープンした際には、コロナ禍であるにもかかわらず倫理法人会の皆様が多数足を運んでくれ、初月には200万円の売り上げを達成しました。さらに事業再構築補助金にも採択される事ができ、ついには2店舗目のオープンも実現したのです。
また、以前は寝返りを打てないほどの身体の痛みに苦しんでいたんですが、それも徐々に痛みが軽くなりました。
今では心身共に元気に100歳人生を楽しんでいます。

倫理法人会に入会し、倫理の教えを1つづつ実践することで人生が大きく変わり「病気になっておめでとう」を実感しています。

倫理法人会で学ぼうとしている経営者のみなさんへのアドバイス

■次世代にむけて

次の世代に伝えたいことは、毎週のMSへの参加は「自身の心の雑草を引き抜く」習慣に利用してほしいと思います。何かを成し遂げようと挑戦している方にはピッタリのものであり、自分自身の人生を振り返ることができる素晴らしい手段になります。また、私たちはチャンスを逃すことがあるかもしれませんが、新たなチャンスがいくつもあることを忘れないでください。倫理を実践することで、多くのチャンスに触れる機会を得ることができます。
そして最後に、倫理はあたたかいものであるということを伝えたいと思います。倫理は人々の間に温かいつながりを生み出し、私たちがより豊かな人間関係を築くことを支援します。
私たちは、倫理を実践することで、自分自身や周りの人々を幸せにすることができます。そのために、次の世代には倫理の大切さを伝え、倫理を実践することが自分自身や周りの人々を幸せにするための重要な方法であることを伝えたいと思います。

今後のビジョン

■今後のビジョンについて

「一燈屋」の事業責任者である私は、倫理法人会と出会うことにより、見事に復活を果たしました。今後のビジョンについては次のようなことを考えています。

・通販でお取寄せ出来る商品を開発し、全国に「国産牛内蔵専門店一燈屋」の商品を発信する
・既存の2店舗が地域の人達に愛される様に「国産牛内蔵専門店一燈屋」のブランド価値を高め、やる気がある方たちにチャンスを提供する。

 

【取材  藤原 將博・周防 比呂美/道頓堀倫理法人会】
【写真 写真スタジオハート 代表 上田哲也/枚方・交野倫理法人会】

壮絶な過去を持つ渡辺さんに共感しました。特に1店舗になったあと、スタッフを解雇せずにそのまま次の店舗をオープンするバイタリティにはとても驚かされました。
身体の痛みも徳田さんとの出会いも必然だったのでしょう。
私もまだまだですが、渡辺さんの姿を見て成長したいと思いました。

【渡辺拓也氏の所属単会/道頓堀倫理法人会】
2023年5月掲載

※記事中の所属や役職およびインタビュー内容は、取材当時のものです。