GENKIな会員企業のご紹介

 

クローバースタイル法務事務所 代表 平井利誉氏にインタビューしました。

▼企業情報
社名:クローバースタイル法務事務所
設立:平成29年4月
住所:大阪府茨木市上中条一丁目6番25号 西山ビル201号
URL:http://clover-style-houmu.com

▼事業内容
相続・遺言、不動産登記
・遺産すべての承継手続 → 預貯金、株・投資信託、不動産等の遺産承継
・不動産の名義変更手続 → 相続や生前贈与による不動産の登記
・遺言書作成サポート → 遺したい想いをつなげるサポート

会社の誕生

茨木市にある司法書士事務所に13年勤めていました。
当時は5年ほど勤めたら独立しようと考えていたのですが、業務が忙しくなかなか辞めることが出来ずに過ごしていました。
業務としては業者さん向けのお仕事が多く、不動産会社さんメインの仕事だったので一般のお客様とは不動産購入の時の手続き1度限りの面談だけで、ほとんど個人のお客様と関わることはありませんでした。
そこに「自分がやりたい仕事とはなんだろう?」と考えるようになり、独立した時は「一般のお客様のお手伝いができる仕事をしたい」と考えるようになりました。

 

入会のきっかけ

開業したのが2017年の3月でした。
開業したばかりで全く仕事がない中、知り合いの税理士さんに「(仕事をもらうために)どこか団体に所属した方がいいよ」と助言をもらい、「倫理法人会に入会すれば仕事増えるかな?人脈が増えるかな?」という気持ちで入会しました(笑)
でも1年経っても仕事は全く増えなかったんです。

転機となるような学びは?入会してよかった?

やはり倫理指導ですね。2018年5月末に佐藤福男スーパーバイザーの倫理指導を受けました。全く売り上げが上がらずどうしようかと悩んでいた時でした。
開業当初から今の事務所を借りているわけなのですが、売り上げが無くても家賃は発生しますし他にも経費がかかってくる。1年経過しても売り上げがあがらずどうしたらいいものかと、それがきっかけで倫理指導を受けました。
その時の指導が『心の在り方』・明るくあいさつ・心配しない・プラスの言葉を使う
でした。
それからです。心を切り換えました。開き直り状態で進みました。
「これ以上は下がらないだろう」と思って、そこから”実践”をするようになりました。それまでの自分はただMS参加するだけでした。
仕事に繋がればと思って参加していたところから「倫理指導」を受けたことにより、やはり「”実践”して自分自身が変わらないといけないんだ」ということに気付かされました。

倫理法人会で学ぼうとしている経営者のみなさんへのアドバイス

「倫理は土台を作るもの」と思っていて「自分の心の在り方」
「心の基盤・土台が作られて初めて、その上に技術やスキルが乗って、それでようやく事業が動く」と思っています。

まず自分自身を見つめること。
『自分はなんでこの仕事がしたいのか』
『自分はどう生きていきたいのか』
この土台というのは、倫理の皆さんの講話を聞いたりすることで「自分に向き合って」「自分に問う」ことで土台をつくる。そこで初めて「そのためにはどう事業を展開していけばいいのか」というところが決まるからうまくいくのかなと思います。ぜひ倫理法人会に入会いただいて、そうゆう環境に触れるのと共に”実践”!
これが一番かなと思います。
(実践)なんでもいいので。単純なことでいいと思います。基本的なこと。自分がやろうと思ったことをやる、やり続ける。それだけでいいと思います。
それだけで”気づく力”が身に付きます。

今後のビジョン

今は相続をメインにしていますが、倫理法人会や他団体に所属していると経営者の悩み、皆さん苦労しているお声を聞くことも少なくありません。
しかし士業と繋がっている人もまだまだ少ないと感じます。
そのような方の経営のサポートをしていきたい。
これから立ち上げたいと思われている事業者さんの創業支援。経営改善も取り組んでいきたい。
そんな分野もお役に立てればと思います。

【取材 拝野信子/茨木市倫理法人会/幹事】
【撮影 株式会社 dimension 代表取締役 古木絢也/豊中市倫理法人会/幹事】

単会では「縁の下の力もち」なイメージの平井専任幹事。地道にコツコツと実践を積み重ねて今に至るという印象です。入会された頃に比べ、その後実践をスタートされてからはとてつもなく変化され「自分が変わらないといけない」を即行動し継続されているからこそ、体験談の言葉に重みを感じます。
「自分を変えたい!」と思われる方はぜひ平井専任幹事にお話しを聞きに行ってみてくださいね。

【平井利誉氏の所属単会/茨木市倫理法人会】
2023年11月掲載

※記事中の所属や役職およびインタビュー内容は、取材当時のものです。