株式会社オーティーロジサービス　専務取締役　大塚満氏にインタビューしました。

▼企業情報
社名：株式会社オーティーロジサービス
設立：2010年1月
役職：専務取締役
住所：大東市新田北町4-50
URL：https://otlogi.jp/

▼事業内容
運輸・倉庫業（トラック50台・倉庫保管スペース2000坪）
月極めのルート配送ではなく、フリーの短距離配送に特化。
急な発注依頼や、キズ・破損など難易度の高い配送を得意とする。

会社の誕生

元々、祖父の運送会社を父親が引き継いでいて、そこに私もサラリーマンを辞めて入社したんです。
でも、それから社内でいろいろありましてね…、結局、父親と私が会社を去ったんです。それで2010年、二人で今のオーティーロジサービスを東大阪の長田に立ち上げることになりました。
父親54歳、私が28歳、まさに食っていくための創業でしたね。

入会のきっかけ

東大阪市倫理法人会の久保眞一郎さんからのご紹介でまず父親が入会したんです。
久保さんと父親とは以前から仕事上で顔見知りで、「この人が薦めるなら間違いないだろう」って、久保さんのお人柄に惹かれて父親は入会したようですね。
その翌年には私も入会したのですが、当時はまだ創業して５、６年といったところでとても仕事が忙しく、モーニングセミナーに参加することができない状態だったんです。

転機となるような学びは？入会してよかった？

なかなかモーニングセミナーにも行けてなかったのですが、そんな私に当時、東大阪市の会長をされてた志波さんが、誕生日の花束をわざわざ会社まで持ってきてくださったんです。嬉しかったですね。
それがきっかけで、2022年2月頃からモーニングにも参加するようになりました。ちょうど、コロナ禍で営業活動ができないという環境下でもありましたしね。
ただ、参加し始めた頃はなかなか雰囲気に馴染めず、正直言って参加するのが嫌でした（笑）。
そんな私の転機になったのが、今も続いている100日実践のグループで初代リーダーになったことです。
この企画は2022年の東大阪市25周年記念式典とも繋がっていて、そこに向けて創部されたダンス部にも入部することになりました（笑）。
それで次第に、私も東大阪会員の皆さんとも馴染んでいって、仕事以外での繋がり（サードプレイス）の素晴らしさを感じるようになりましたね。

倫理法人会で学ぼうとしている経営者のみなさんへのアドバイス

倫理法人会とは、「内面のあり方」を学べる場だと思います。こうありたい、こうなりたいという自分や会社のあるべき姿が見えてきます。
そして、そんな理想と現状を繋いでくれるのが、日々の地道な実践なんだと思います。
伸びたい人は、倫理を学べば必ずステップアップできますよ！

今後のビジョン

父も2年後には70歳になります。現在の私のポジションは専務取締役という肩書ですが、経営のトップとして矢面に立たねばならない日もそう遠くないと思っています。
去年、倫理法人会員限定の後継者倫理塾に入塾させてもらったのもそうした思いからです。
私としては、「従業員もお客様も、人が自然と集まる会社」にしていきたいと思っています。

【取材　横山俊男／東大阪市倫理法人会／幹事】
【撮影　Syoji photo　山本祥司／広報委員会副委員長】

正直、物流業界に対する私のイメージはあまり良いものではありませんでした。それが、大塚さんのお話をお聴きするにつれて、私の先入観は大きく変わりました。
ドライバー50名は全員正社員、子育て中の女性ドライバーも在籍、業界未経験・無免許からの人材育成、物流業界喫緊の課題である2024年問題とも無関係等々…。
取材中、「すべての人が幸せになれる会社に」と言われましたが、まさにそれを具現化されている魅力溢れる会社だと思います。

【大塚満氏の所属単会／東大阪市倫理法人会】
2024年3月掲載