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株式会社 ドイデン 土井勇次郎氏にインタビューしました。

社名:株式会社 ドイデン
創業:昭和36年6月 設立
住所:大阪府堺市東区草尾703-1
URL:http://www.doiden-eco.com/
役職:代表取締役
名前:土井 勇次郎

事業内容
建築物(住宅・マンション・ビル・テナント・工場など)に係る電気、照明、空調、自動火災報知機及び電気温水器設備工事における設計・施工並びに二段式駐車場販売・施工。

会社の誕生

中学生の時かな。
親の仕事を見ていたし、家がそういうことをしていたから継ぐって聞いていたし、継ぐんやろうなって、思うようになったのは。

今から56年前に親父が個人で会社を立ち上げて、僕も子供のころから会社と家が一緒だったので、自然と親の後を継がないといけないのだろうなという気持ちが自然と大きくなったのだと思います。

高校は普通科に行きましたが、親の事業を継ぐんやったら大学より専門学校のほうがいいかなと思って、電気関係の専門学校にいって就職活動をしたのですが、「継ぐ」思いが強すぎたみたいで、結局は卒業後に親父の会社に入った感じですね。

現在は会社を引き継ぎ2代目として会社を経営しています。

入会のきっかけ

吉瀬法人レクチャラーの会社の忘年会で、佐藤法人スーパーアドバイザーに飲んでいる時に「倫理法人会ってあんねんで」って言われて誘われたのがきっかけです。

「朝早いけど、明日あるけどどう? ほんまは来ないやろうけど」って言われて「朝はちゃんと起きることができるから、行きましょうか」ということになり、翌日の道頓堀倫理法人会のモーニングセミナーに出席しました。

その後、すぐに入会の書類を書きましたね。
何か活動したかった時期でしたし、タイミングが良かったのだと思います。

ただ、道頓堀倫理法人会は、会社から遠かったので堺市倫理法人会に入会することにして、堺市中区倫理法人会が分封されたときに堺市倫理法人会から堺市中区倫理法人会に転籍しました。

転機となるような学びは? 
倫理に入会してよかったことは?

やっぱり富士研でしょう。
以前から良いとは聞いてたんやけど、会社の繁忙期と富士研の時期が重なって参加できへんかったんやけど、2月に日程が変わったと聞き、いっちょかみなところがあるので、すぐに申し込みましたよ。

あとは、モーニングセミナーの講話やと思うのです。
モーニングセミナーで学んでなかったら、親父のケアを今のようにはできてなかったのではないかな。

あんまり親のこと好きじゃなかったけど、昔やったら温泉施設に連れてって、連れて帰ってくるだけやったけど、行ったら体を洗ってあげようかなって思うようになってきた。

これは良かったなって感じているし、ありがとうって、すっと言えるようにもなった。
その前から親父には「ありがとう」っていわなあかんって思っていたけど、富士研やモーニングセミナーでの学びから思い切って一回言ってみたら、すっと言えるようになった。

倫理法人会でもどこでも学びっていうのは絶対にあるから、入会しても損はない。

人の話を聞けて、それを積み重ねられる環境が倫理法人会にはあるのが良い所かな。

この積み重ねは、とっても小さいかもしれへんけど、自分を伸ばそうと思ったら、まずは行ってみて人の話を聞いてみて、それから判断すればいいんやと思う。

倫理法人会で学ぼうとしている 経営者のみなさんへのアドバイス

アドバイスって難しいけど、っていうか一回来てみたら。
そこには絶対いいことがあるよ。

こんなんあるとか言ってもらわからんし、物でも美味しいとかまずいとか食べてみないとわからへんから。

来てもらうまでが大変かもしれへんけど、来てもらわんといいか悪いかわからない。

なんでも一緒やと思うけど、元気な会社はなんでも元気。
朝からずっと来ている人は、会社も元気やと思う。

その元気なパワーをもらえるだけでもいいかって思ってもらって、会場に足を運んでいただきたい。

今後のビジョン

お客さんと話して、大変な現場もあるけど、工事が終わったら「ありがとう」とか「やってもらって良かったわ」っていう言葉が聞けるのが凄く嬉しい。

創業から数えて56年目で、この言葉が聞ける会社を100年は続けたい

三代ぐらい続かないと100年っていうのはなかなかできへんけど、うちの子供に継がせられたら、僕が引退した後にもう20年くらい足せるから夢ではない。

あとは、周りの協力っていうのは必要やけど、社員の協力はもっと必要やと倫理に入ってわかった。
電気関係の仕事は無くならないと思う。

今はなんでもやっているけど、もうちょっと絞っていかないとあかんっていう思いはある。

今は、建築会社さんを通して工事をしているけど、直接お客さんと話をして、直接工事を請け負う時代が来るかもしれない。
実際、設計士さんが仕事とってきて、各会社に分離発注して直接お客さんと話し合って工事を進めてもらう工事のやり方も出てきているので、これに対応できるように資格の勉強もしましたよ。

子どもに引継ぎができるように、信頼できる会社になるための事業やシステムとかを作っていくのが今後の課題やと思う。

 

 

 

【取材 大参 直基 幹事/堺市中区倫理法人会】
【カメラマン  株式会社Photostudio S 杉谷昌彦/堺市北区倫理法人会 】

取材をして、土井様の意思決定の速さに随所で驚かされました。常に学びを大切にされて、時機が来ればすぐに行動ができるように準備をされている姿勢に感銘を受けました。
引き継いだ立場から、今度は引き継ぐ立場になられますが、円滑に事業を引き継がれるでしょう。100年企業を目指して、これからも事業に邁進していただきたいと思います。

【土井勇次郎氏の所属単会 → 堺市中区倫理法人会

※記事中の所属や役職およびインタビュー内容は、取材当時のものです。