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株式会社王宮 なんば道頓堀ホテル 橋本 明元氏にインタビューしました。

社名:株式会社王宮 なんば道頓堀ホテル
住所:〒542-0071 大阪市中央区道頓堀2-3-25
名前:専務 橋本明元

入社のきっかけ

能力無いのに創業者の息子だから継ぐという気は無く、継がない意思表示をするために一般企業(川村義肢)へ就職し4年間勤めた。

22歳の時故郷の中国の揚州へ行き、その貧しさに驚愕し、この会社をつぶしてはいけないと心に誓った。

入社後手伝いどころか応援すら出来ないことに気づき、このままだと自分が駄目になると思って退社した。

父と兄に呼び戻され、再入社

中国で5年間修行し帰って来た時会社の業績は良くなかった。

当時外国人向けに徹底的にサービスするビジネスホテルは無かった。

大手ホテルはサービスを均一化しないといけないが、当社は1店舗なのでやりたいことが出来たので他社のやっていないことを始めた。

他のホテル業界を参考にするのでなく、今までホテル業界がやっていないサービスであっても、お客様から見たらこんなサービスがあったらいいなと思うようなサービスをどんどん実行していった。

社員がやり甲斐を感じる必要性を感じ、心がけた4つのことと、実行例

①自分の意見を聞いてくれる土壌がある
上司が部下に指示命令を出して仕事をさせると、部下はやらされ感が伴う。

経費20万以内なら自由にお金を使えるようにしたので、社員さんが考えて仕事をするようになった。

権限移譲をすることで、経営者がたくさんいるような会社になった。

全社員と毎月面談をし、理念の浸透、そして方針の浸透を推進している。

②自分の成長を実感出来る
成長を実感出来ないと優秀な人材は辞めていく。

勉強することで、人は成長するので学びの機会を多く、会社で適用している。

企業は人が全てなので、利益の上がっていない時から社員教育には多額の費用を投資し続けていた。

経営の雑誌を活用して、経営の勉強会を全ての社員が出席して毎月5回に分けて実施している。

③会社や経営者が自分を大事に思っていることを実感出来る
扶養家族に入っている配偶者、そして20歳までの子供は会社が全額負担している。

本人だけでなく、配偶者の誕生日にはプレゼントを手紙付きで送っている。

年末にはアルバイトも含めスタッフ全員に心づくしのお歳暮をおくっている。

新卒採用の全てのご両親に、経営者が挨拶に行っている。中国、台湾、韓国、ネパールも含めて。

社員さんの語学学習は70%、スポーツジムは50%、書籍の購入に関しては全額補助している。

以前は毎月1人ぐらいのペース辞めていたが、今では過去4年間結婚退職以外辞める人はいなくなった。

④自分の仕事が世の中の役に立っていると実感出来る
仕事を通して社会貢献している、社会の役に立っていると思うと頑張る。

全ての人は社会のお役に立ちたちと思っている。仕事を通してどのように社会の役に立っているのかを経営者は社員さんに伝えないといけないと思っている。

ミッション

日本と世界の架け橋になり、1人でも多くの人に日本を好きになってもらいたい

倫理法人会と出会って

道頓堀ホテルへ倫理法人会が来て業績が上がった。
他のホテルさんにも倫理法人会を受け入れていただけたら感謝です。

売上も伸び、利益も数倍に上がった。。

倫理の法則を学びたいと思った。

今までは、戦略経営をしていたが、その限界を感じ、これからは倫理経営をしていきたいと思って参加している。

今後の展開

2017年11月に香港の企業が投資をし、私達が運営を担う。

規模は道頓堀ホテルの3倍の施設

休日の過ごし方

小6、小4、年長の子供と毎週日曜日は出かける。

外食したり、日帰り旅行やキャンプを楽しんでいる。

 

 

 

【取材 豊島 裕 副事務長/道頓堀倫理法人会】
【カメラマン  株式会社Photostudio S 杉谷昌彦/堺市北区倫理法人会 】

スタッフ全員が大家族ですごく寵愛していることがよくわかりました。
毎月面談していることからお互いの信頼度、理解度の高さを感じました。
旅行者からは泊まりたいホテル、スタッフからは働きたいホテルと理想的な職場だなと感じました。

【橋本明元氏の所属単会 → 道頓堀倫理法人会

※記事中の所属や役職およびインタビュー内容は、取材当時のものです。