社名:昭栄金属工業株式会社
設立:1986年9月
役職:代表取締役 八馬 康浩
住所:富田林市若松町東3-1-8
URL: http://www.shoei-kk.com
事業内容
順送プレス加工の事ならお任せください。弊社は、品質・納期は一次下請けレベル、コストは二次下請け並みと一次・二次のいいトコ取りの1.5次下請けをモットーとしております。不良品を出荷しない企業から、不良品を造れない企業になる為、継続的な改善を行い、材料調達から各工程を経て完成品で、お客様に提供させていただきます。ISO9001取得
会社の誕生
当社は、父である創業者(現代表取締役会長)八馬昭二(てるじ)が41才の時昭和61年9月に創業しました。東大阪から富田林に移ってきたのは平成3年です。よいご縁を頂き平成21年に現社屋を取得・移転しました。私が入社したのは平成6年のころです。
専門学校を卒業後、商社とメーカー勤務を経て入社しました。メーカー勤務時代の作業中、私は手に怪我をしました。父の怪我をするような現場ではダメだ!という声掛けにより昭栄金属へ入社しました。子供のころから、工場に手伝いに来ていたこともあり違和感なく入社できました。学生時代の工場のイメージは大きな音で活気があり、いくら大声で歌っても誰からも怒られない。「なんて気持ちいい場所なんや!」と思っていました。入社後、自社の全工程を経験しました。先輩からも丁寧に教えて頂き順に仕事の幅が広がることに喜びを感じていました。
平成18年4月に役員に就任し、現在は代表取締役社長となりましたが、偉大な父である創業社長がおり、自分自身の社長としての未熟さを感じることが多いです。完全な事業の承継にむけて日々の経営に取り組んでいます。
入会のきっかけ
仕事でお世話になっている河原副会長(当時専任幹事)より誘われて平成26年6月に入会しました。以前より「職場の教養」を持ってきてくれており、倫理経営講演会と翌日のモーニングセミナーで倫理法人会への入会を決めました。社長就任から7年が経っており経営者としての学びを求めていた事もあり即入会の決意をしました。
転機となるような学びは? 倫理に入会してよかったことは?
日々学びがあります。従業員や家族への感謝の気持ちが深まったことは大きな学びです。以前は、やって当然だろうという気持ちでいました。
(以下、奥様)
従業員の皆さまへの接し方、言葉のかけ方が大きく変わったように感じています。お話する機会が増え、一人一人が責任感を持って頂けているように思います。特に社長不在時の段取りのつけ方に皆様の責任感を感じています。
朝礼導入の効果
当社の朝礼では、輪番で「職場の教養」の音読と感想を発表が行われています。従業員の感想に対して私がお礼と一言を添えています。最初は音読のみでしたが、ある従業員が音読の後、感想を発表してくれたことにより今のスタイルができました。日々進化していると感じています。
倫理法人会で学ぼうとしている 経営者のみなさんへのアドバイス
即効性のある人もあれば、漢方薬のようにじわじわと効いてくる人もある。必ず誰もが学ぶことがある会だと感じています。
(以下、奥様)
子供たちが毎週朝早く起きて頑張って勉強を続けている姿に尊敬しているといっていました。
今後のビジョン
今まで続けてきたプレスを主軸に経営を行っていきますが、常に変化を追い続けなればいけないと感じています。新たな付加価値の提供に取り組むことにより会社として常に進化を続けていきます。
従業員の皆さまへ向けて、少しでもよい学びの場、少しでもよい暮らしをして頂きたいと思っています。現在の定年は65才ですが、その後もいつまでも働いていただきたいという気持ちで経営をしています。経営者、従業員が「日々勉強だ」と声を掛け合うことから全社員が成長し続けられる会社であり続けます。
【取材 大阪西区倫理法人会 畔川寧会長 釡中利仁事務長】
【カメラマン 堺市北区倫理法人会 株式会社Photostudio S 杉谷昌彦】
八馬副会長は、大阪西区の中ではコワモテで有名です。ただ、一度お話すると優しい兄貴だと感じる思いやりと頼りがいのある方です。インタビューや従業員さんとの接し方、お父様や奥様ともお話させていただきその思いは深まりました。
送ってくださる車中、「美味しい饅頭はみんなへわけよう」と西中勉先生のご講話が強く印象に残っているとお話頂き、八馬副会長のお人柄があらわれていると感じました。今回で三人目となる「GENKIな会員企業紹介!!!」の取材もよい学びを頂けました。
【八馬 康浩氏の所属単会 → 大阪西区倫理法人会】
※記事中の所属や役職およびインタビュー内容は、取材当時のものです。