GENKIな会員企業のご紹介

社名:株式会社ビジネスジャパンエきスプレス
設立:1988年9月
役職:代表取締役社長 大野 英樹
住所:大阪市西淀川区御幣島六丁目十七番地十六号
URL:http://www.bjex.co.jp/

◇運送業
全国チャーター便/定期便(軽貨物から大型車両)
小口配送/引越・移転/

◇物流業
EC通販物流企画『受注業務から出荷までを完全システム化』
受注システムと倉庫管理システムの連携で完全自動化し、
業務分析を行いシステムの有効活用でよりよく強い
運営を実現させる事が可能となります。
倉庫保管/入庫・出庫/商品管理
流通加工、検品/発送代行/梱包物流企画/EC通販物流
WMS倉庫管理システム/各種梱包・包装資材の販売

◇宅配水事業
宅配水アクアクララウォーターサーバー代理店

株式会社ビジネスジャパンエキスプレス 大野英樹氏にインタビューしました。

会社の誕生

大手運送会社で務めていましたが、ある日、東京から移動で支店長が代わり朝の朝礼時に君たちはもらい過ぎだと全員15万円給与をその途中の月から下げられました。

私は営業成績も常にトップで毎月トラックの平均売上が2500万円ありましたが、下げられてモチベーションがダダ下り、お客様の要望にも満足に対応できないシステムになって行き、そのころから尊敬していた会長もあまり表に出てこなくなりました。

どうせなら自分の考えで納得できる仕事が出来ればと考えていて、現在の専務である井上が長い説得の末、協力してくれることになりました。

私たちの会社経営の条件はどんなことがあっても50%50%の持ち分だと言う事です。

創業は長男が生まれた翌年ですから会社も子供の様な存在ですね。

入会のきっかけ

1999年11月に同じ運送業界の社長から電話が入り
明日の5時半に天満橋駅の百貨店の前で集合やと言って電話を
切られました。

翌朝に行ってみるとこの会は宗教か何かだと思い、終わってから
その社長に何を考えているのですかと怒りました。

でもその社長が、
お前が大切なものを守る気があるなら
これを勉強せなあかんのや

と言われました。

目の前の事ばかり敵対的に処理して進むのではなく、これを
勉強しなさいと言われ、帰っても毎日倫理のことが気になり、
まずは入会だけでもと思いました。

転機となるような学びは? 
倫理に入会してよかったことは?

大野家の一大事件の時に
会社と従業員は待ってくれていた。

それまでは俺の事を聞いてやれば良いのだという考えで
進めていましたが、それは間違いで
会社があるから私が存在するのだと
思えるようになりました。

今まで自分だけの家を購入したりしましたが、
現在は会社の福利厚生施設や設備関係にお金をかけて、
もっと従業員と楽しく過ごせればと、毎日それしか考えていません。

倫理にはいってよかったですか?

大変良かったです。
経営・人間の学びはこの倫理法人会以外は特に参加していないです。
  
その理由は
目の前の事だけで生きていれば、何か大きな問題が起こった時には処理できなかったと思います。
心の拠り所として大事な存在です。

倫理法人会で学ぼうとしている 経営者のみなさんへのアドバイス

何事においても感謝ですね。

毎朝モチベーションを上げるにはどう考えて行動するか。
石川遼君は公衆トイレに入って手を洗えばその手洗い場を手で
最後に洗い、ありがとうございますと手を合わせて言うらしいです。

タイガーウッズ方式のモチベーションアップ=プレーオフに入った時に相手のパターが外れたら俺が勝ちだと言う時にでも、相手が打った瞬間にタイガーウッズは入れと心で叫ぶんです。

それを入るなと思った瞬間に
自分はマイナスの戦いを始めないと駄目なのです。

タイガーウッズでもマイナスの戦いが始まりボールが入らなくなり
モチベーションは下るのです。

だから毎朝の活力朝礼のモチベーション、
職場の教養は大切なのです。

今後の会社のビジョン

物流を通じて通販事業部を起こしておられる会社様やまだ全然ノウハウも無いが、商品を持っておられる会社様の通販事業部をまるごと請負いまして売り上げの貢献をしていきたい。

現在、関東地区での地価高騰、人件費高騰を考えると、大阪及び関西地区から日本の景気を引っ張って上昇していけるように常に考えています。

GDPの6割が消費、150兆円が小売りと言われています。

小売り流通のパイは変わることが無いので増えないが、この3年間で20兆円から30兆円がリアル店舗からEC通販店舗にシフトされると言われています。
リアル店舗からEC通販へシフトして行かなければ生き残れないと言う事だと思います。

実店舗のショールーム化がささやかれております。
街で、若者の買い物する風景を見ているとスマートフォン片手なのです。

何を意味するかといいますとJANコード撮影や商品検索を行い帰り道の電車で注文。
こんなことが当たり前になってきています。
まだまだシフトチェンジの加速が予測されます。

このことから
ネットEC通販とリアル店舗との融合が望ましいと考えます。

現在、ネット、EC通販事業部の開設がまだの会社様もホームページやECサイト、支払い、清算システムを構築し、EC通販事業部をそのまま、弊社ビジネスジャパンエキスプレスへ丸投げしていただいても、勝手に売り上げが増えて行くような提案事業も考えています。

弊社の保管総坪面積は、まだまだ拡大中ですが、現在1万2000坪で、EC通販物流をバックアップします。

【取材 河野カヨ / 大阪尼崎倫理法人会】
【カメラマン 写真スタジオハート 上田 哲也 / 枚方・交野倫理法人会】

買い物に行かれた時に、人の動きを観察し、どのように商品を購入するのかを直接聞くこともされ、
ご自分の会社のEC事業部のノウハウにも蓄積されているとのこと。
従業員の皆さまの応対もよく、さすがプライバシーマークを取得されていることもあって、
私共来客の入退管理もカードでしっかりとされていました。
取材の原稿まであらかじめご用意いただき、メロンまで出していただきとっても嬉しかったです。

※記事中の所属や役職およびインタビュー内容は、取材当時のものです。