会社の誕生
京都九条で縫製工場のワイシャツ職人をしていた父がこの地で立ち上げました。 当社の羽毛布団の歴史は古く、羽毛布団が流行る前から製造販売を始めています。 当時では珍しくこの地域ではパイオニア的な存在だったと聞いております。
私は料理人になるのが夢で、京都で約10年修行を積んでいましたが、父からの誘いによりこの会社に入り後を継ぐことになりました。
今は母と姉、そして従業員の皆様と共に歩んでいます。
入会のきっかけ
私が尊敬するKEC教育グループの木村節三理事長(大阪中央区会員)の勧めです。 「あんたはもっと経営の事を学んでいかなければならないので、入りなさい!」の一言で入会しました。 木村節三氏ご自身がとても目配り、気配り気づきが凄い方で、倫理で学びこれから何が出来るかを、考えなさいと言われました。 即入会でした。
転機となるような学びは?入会してよかった?
私より先輩の経営者が赤裸々に語る姿やお話を聞いて、自らの経験に重ねられるところです。 他人の考え方が認められるようになりました。 入会していなければ、この様な学びを得る機会は無かったと思います。 入会して本当に良かったです。
倫理法人会で学ぼうとしている 経営者のみなさんへのアドバイス
一緒に学び得たことを自分だけのものにせず、お互いにシェアをする意味で周りにアウトプット(発信)して行くことが大事かと思います。 入会当初は得た学びや情報は自分だけのものにしていましたが、今は出来るだけ他の経営者にも伝えるようにしています。
その方の思考や捉え方が違うので、「そんな考え方があるのか」など、逆に違った見方や意見を貰い、更に気づけるようになりました。
今後のビジョン
従業員は10名程の会社ですが、現在、大手電鉄会社や大手企業様とのパートナー契約を交わさせて頂いております。
業界的には海外製が席巻しており、更にクオリティーの高い業界にとらわれない自由な商いをして行こうと考えています。
今までの働き方を変える。地域に雇用を生み出す。明朗な職場環境を目指す。これらを意識しつつ、従業員やその家族のハツラツとした生活のお手伝いをして行きます。
【取材 事務長 大沼 修史/ 大阪中央区倫理法人会】
【カメラマン スタジオハート 上田哲也/枚方・交野倫理法人会】
大阪中央区内で「木村ケチャップさん」の愛称で親しまれています。 自宅の枚方から大阪中央区までの遠路を考えると、MSや委員会活動など、とても大変な対応をされていると思いますが、いつお会いしても明朗で、場を盛り上げてくれています。 倫理に入会して自分を見つめなおす事ができ、また倫理経営を実践しているケチャップさん、今後の益々のご活躍がとても楽しみです。
【木村祥和 氏の所属単会 → 大阪中央区倫理法人会】
※記事中の所属や役職およびインタビュー内容は、取材当時のものです。