社名:社会福祉法人 真清福祉会 かえで保育園
設立:昭和55年 設立
役職:園長/理事長
住所:寝屋川市中神田2番2号
HP :http://hoiku.girly.jp/kaede/
事業内容
「子どもの主体性を大切にしながら自立を促し生きる力を育てる」という基本方針のもと、保育園を運営しています。感性豊かで、ご両親やこの国、生まれてきたことに素直に感謝できる子供に育つよう意識しながら教育しています。
真清福祉会は保育園のほかに老人ホームやデイサービスなどを運営しています。
会社の誕生
父方の祖母が寝屋川市の公務員保育士として、保育園長などを長年にわたり務められました。自分の理想とする保育園を作りたいという思いから、定年退職を機に社会福祉法人および私立の保育園を設立することになりました。ちなみに、保育園の設立は定年退職のわずか二日後のことです。
真清福祉会の名称の由来ですが、父・眞佐彦、祖母・清子の名前からそれぞれ一文字ずつとって名付けられました。
入会のきっかけ
保育園に朝礼を取り入れたいと考えていたのですが、寝屋川市のアルカスホールで朝礼の講演があると聞き参加しました。この講演が寝屋川市倫理法人会の倫理経営講演会(講演+朝礼実演)で、翌朝のMSにも参加しました。
朝礼の導入についての不安などを講師に相談したところ、なんとかやれそうな感触を得て、さっそく朝礼をはじめることにしました。これをきっかけに入会しました。
転機となるような学びは?入会してよかった?
(津波古氏)
倫理の学びと言うより、学んでいる人に感激しました。
いろいろな人が朝からとても元気で凄いなと思いました。特に北村康宏(故人)さんからはよくはがきを頂きましたし、元気な挨拶は、「また来たいな」と感じました。
(合田氏)
同様に、MSで講師がホワイトボードを使おうとすると、守口門真商工会議所会頭の土居正明(寝屋川市倫理法人会 相談役)さんが、さっと前に出てボードの準備をされるのは衝撃的でした。これは凄いと感動しました。
倫理法人会で学ぼうとしている 経営者のみなさんへのアドバイス
入会時から朝礼を続けています。
朝礼により職員との意思疎通がスムーズになりましたし、理念の唱和を毎朝行うことでそれが浸透していることを実感します。何かあったときなど「うちの理念はこうなのだから・・」といった言葉が職員の口から自然に出てきます。
当園では朝礼で職員同士がハグするのですが、これも登園してきた親子が別れ際にハグしていたのを見た職員の「みんな(職員・園児・親御さん)がハグできるような職場になったら良いな」の一言から始まりました。園児はもちろん親御さんともハグをするそんな保育園になりました。
今後のビジョン
保育園も老人ホームも地域に人がいなければ成り立たない事業なので、地域をよくしていきたい。地域を生かしたイベントの開催などを通じて、住み続けたいと思える町作りのお手伝いを今後も続けていきたいと思います。
【取材 幹事 中司総一郎/寝屋川市倫理法人会】
【カメラマン スタジオハート 上田哲也/枚方・交野倫理法人会】
津波古さん、合田さんは四人兄弟で、全員がこのかえで保育園の卒園生とのこと。
卒園した保育園の運営に関わる喜び、子供たちが素直で感謝の気持ちを忘れない素晴らしい人になるためのお手伝いをしたいという思いがお二人から伝わってきました。
教室を少し覗かせていただいたのですが、どの子供もにこやかで明るくとても楽しそうなのが印象的で、元気をたくさん分けていただきました。
【津波古美奈子氏/合田裕実氏の所属単会 → 寝屋川市倫理法人会】
※記事中の所属や役職およびインタビュー内容は、取材当時のものです。