GENKIな会員企業のご紹介

 

はた・さわだ行政書士事務所 副所長 行政書士 中村道彦氏にインタビューしました。
 

社名:はた・さわだ行政書士事務所
設立:平成30年10月1日 設立
役職:副所長 行政書士
住所:大阪府岸和田市別所町3丁目10番4号 花田ビル2階
HP :https://asagao-osaka.com/

事業内容

【澤田所長の担当】
●建設業・運送業・倉庫業・宅地建物取引業・産業廃棄物収集運搬業などの許可手続
●放課後等デイサービスやグループホームなどの障がい福祉サービス事業所の手続
●飲食店業・酒類販売業・自動車分解整備業・中古品販売業(古物商)の許可手続
●会社や法人の設立手続・議事録や契約書などの書類作成代行
●離婚の手続(女性)
【中村副所長の担当】
●相続の手続
●戸籍の手続
●遺言の手続
●任意後見契約の手続
●離婚の手続(男性)
【秦先代所長の担当】
●交通事故調査・実況見分調査報告書作成・自賠責保険請求
●自動車登録代行・車庫証明申請代行
●無縁墳墓調査・祭祀承継者調査・改葬許可申請代行
など

会社の誕生

 

 

今現在は、所長の澤田と副所長の私、そして秦が所属している行政書士事務所なんですが、もともとは我々の師匠である秦が経営する行政書士秦総合事務所が、今と同じ場所にありました。澤田と私の2人は、平成25年に行政書士登録をし、大阪府行政書士会泉州支部に所属したのですが、その時に、秦から澤田に「仕事を手伝ってほしい」と依頼があり、それ以来、週に1度のペースで通うようになりました。それから5年ほどが経った平成30年3月に秦が救急車で運ばれ、緊急入院したんです。夜中に秦からのメールで知り、翌朝二人で病院にかけつけ、仕事上、穴をあけてしまうと損害賠償の対象にもなってしまうため、何とか受けていた仕事を継続できるように、集中治療室に入れてもらい引き継ぎを行いました。
幸い命に別状はなく、間もなく退院もでき、業務を再開してことなきを得たのですが、しばらくしてから、まだ60歳を超えたばかりで、この業界ではまだまだこれからという歳にもかかわらず、事業を引き継いでくれないかと秦から澤田に打診がありました。
澤田は、最初は断っていたものの、私が副所長として事務所に入ることを条件に、その申し出を受け入れ、事業を継承して新たに行政書士事務所を立ち上げることになりました。その際、仕事をスムーズに引き継ぐためということもありますし、まだまだ働けるということで、秦も従業員(使用人行政書士登録)として加わり、「はた・さわだ行政書士事務所」としてスタートを切りました。

入会のきっかけ

 

 

ボランティア活動の仲間であった桜井副専任幹事とは、長年の付き合いで、倫理法人会のことは話には聞いていました。事務所を立ち上げたこともあり、活動の場と人脈を拡げようと様々な会に顔を出しまして、岸和田のまちづくり団体のkcpに参加した時には、久場相談役や江川副事務長、三好青年委員長に出会い、岸和田商工会議所青年部では、永野専任幹事と出会うと同時に、中学校の野球部の1つ先輩であった石川副専任幹事と再会しました。こうして倫理メンバーとのつながりが重なっていき、12月の第一週に久場相談役の講話があるとのことで、お誘いを受けて参加しました。ちょっと早めに会場に着いて、ロビーで缶コーヒーを飲んでいると、桜井さんが通りかかり、引っぱっていかれ、初参加だったのですが、朝礼にも参加させてもらいました。行政書士会の先輩である坂本副事務長や、前の事務所でお店が近所だった阪谷相談役をはじめ、他の会で仲良くしてくれている人たちが、ビシッと朝礼をしていたので、とてもかっこいいと思いました。中でも、朝食会後に行っていただいた中川会長の入会案内説明が、それはもう分かりやすく、かつ紳士的で、ほれぼれとしながら説明を受けました。仕事柄他人に書類の内容を説明したり、ハンコを押してもらったりしているのですが、中川会長のような素晴らしい説明ができるようになりたいなと、心から憧れました。
翌週から高槻市倫理法人会の松田相談役、大阪府倫理法人会の川村副会長とそうそうたる方々の講話が続き、しかもそんなすごい社長の皆さんがとても気さくにおしゃべりしてくださるので、素晴らしい会であることが分かって入会することにしました。
あと、泉州倫理法人会の女性会員の皆さんが、そろってキュートでチャーミングで、おしゃべりしていて楽しかったというのも、入会の大きな決め手でした(笑)。

転機となるような学びは?入会してよかった?

 

 

大阪南部地区の上田地区長から、よその単会を回ってくるという実践をいただき、他の単会のモーニングセミナーに参加するようになりました。入会してから数か月ですが、今まで、南部地区の5単会をはじめ、大阪府のだいたい半分くらいの単会に行かせてもらいました。なかでも堺市倫理法人会では、ありがたいことに自単会の会員のように扱ってもらっています。そんな実践の中で、それぞれの単会の良いところや他と違っているところに気づくことができて、さらに自分の所属する単会のことが大好きになっていきました。
そんな自単会では、会員スピーチとハーフ講話を先日させていただきました。その時に、「頭の中の鳩」の話をしました。自分の頭の中には、これまでお会いした沢山の方たちや本で得た知識、見聞きしたもの等が鳩となって飛んでいて、何か迷ったり、決断したりする時にはその鳩たちが助言をしてくれるというものなんですが、実はこの鳩の話は、よその集まりや日々の雑談で話した時は、全然受けが良くなくて、「また中村が変なこと言うてる」と言われていたんです。それが倫理法人会では、とても評判で、良かったと言って頂けて本当に幸せでしたし、会うたびに「鳩の人」「鳩の中村さん」と可愛がってくださるのが、本当にうれしくてなりません。

(澤田所長)
いつも倫理法人会から帰ってくると、今日はこんな話を聞いてきたと言って報告してくれるんですが、それがちょうど、私の娘が小学校1年生になったばかりの時に似ていて、とても微笑ましく感じながら話を聞いています。とてもいい学びを得て、充実しているんだろうなあって。それと、たくさんの先輩経営者にお会いすることが出来て、色んな話を聞かせてもらえるなんてなかなかないので、すごく貴重な機会だと思います。そんな中で可愛がってもらえている中村を頼もしく思っています。
あと、そうですね、中村は肩書こそ副所長ですが、実際には私のマネージャーやプロデューサーという立場でも仕事をしてもらっているのですけど、中村が倫理を学びはじめてからは、私へのアドバイスや指示の内容がとても「わかりやすく」なっていて、これには本当に助けられています。今では事務所内コミュニケーションでのストレスがほとんどなくなり、それが仕事の効率をアップさせているので、中村が倫理法人会に入会したことで、事務所としては気持ちの面でもお金の面でもプラスになることが多かったです。

倫理法人会で学ぼうとしている 経営者のみなさんへのアドバイス

 

 

私の妻は介護福祉士で、老人ホームでヘルパーの仕事をしているんです。人の死と直に向き合う仕事ですし、人間関係が複雑な仕事なので、気持ちが落ち込んでしまう時があるんです。そんな時に、私が紹介した万人幸福の栞を読んだ妻がハマってしまいまして、私の帰りを今か今かと待っているんですが、それは私を待っているのではなくて、私のカバンに入っている栞を待っているんですね。それくらい栞が大好きで、ことあるごとに「栞には何て書いてあるんかな?」とページをめくっては、気持ちを整えるのに役立てています。今では妻も自分の栞を持っているんですが、これは上田地区長が、難しい漢字を読めない妻のために、ご自分の持っていたフリガナ付きの栞をプレゼントしてくれたものなんです。妻は、普段は本も新聞も読まないですし、経営のことなんて1ミリも考えたことがなく、本当に自分の現場の仕事のことと家族の幸せだけを考えて生きていますが、万人幸福の栞を読んでは「なるほどなあ~」を繰り返しています。それくらい誰が読んでも共感できて幸せへの道を歩んでいけることが書かれてありますので、ぜひ一度目にしてみてください。

今後のビジョン

 

 

簡潔に言うと、「人気者になりたい」と思っています。仕事を増やしてお金を稼ぐという前に、人気者になって、まずは人としっかり繋がっていくことが大事だと考えています。それが直接的か間接的かは分かりませんが利益につながっていくと信じています。それが私のゆるがない生き方です。そして、その人気者になる方法というのを倫理法人会で学んでいます。倫理法人会の皆さんは、ちゃんとした方が多くて、既にウォーミングアップも終わっていて、人の話を受け入れる態勢ができているので、人気者になりやすい場所だと思うんですよね。そして、これは入会後に気づいたことなのですが、人気者になるためには「できる人」だということを多くの人に知ってもらうことが必要だと思うのです。会の役職だけでなく、モーニングセミナー中の役割や、その場その場での「すべきこと」をきっちりこなせる人になることが、人気者になるための方法なんだということを、会の先輩倫友たちの立ち居振る舞いを見ていて気づきました。そういった先輩倫友からは、いろいろな人気者になるためのテクニックを教えてもらえますし、人気者になるための実験もさせてもらえます。今後は、倫理法人会をきかっけに、会の外の様々な場でも人気者になって、仕事の繁栄と幸せな人生につなげていきたいと思います。
また、所長の澤田とも親しい妻が、われわれ二人に「あんたらは『仕事上の夫婦』にならなあかん。仕事の上でも『夫婦対鏡』やで!」と叱咤激励してくれました。そのことに気づかせてもらえたのは、倫理を学ぶ上でとても大きなモチベーションになっています。なので、まずは仕事上の妻である所長の澤田を幸せにするために仕事をがんばり、そのことが本物の妻を幸せにできることだと信じて、これからもっとたくさんの倫理を学び、実践を積み重ねていきます。

【取材 幹事 江川昌克/泉州倫理法人会】
【カメラマン 会員 山本祥司/泉州倫理法人会】

倫理法人会に入会してから数か月にも関わらず、すでにベテランの雰囲気を醸し出している中村くん。どこに行ってもすぐにそこの空気になじんで溶け込んでしまいます。そんな彼が勤める事務所はどんなところかとても興味がありましたが、想像を超える和気あいあいぶりで、取材の際には、奥様も同席されてたのですが、アットホームな雰囲気の中、色んな話を楽しく聞かせていただきました。仕事に家庭に地域活動に、精力的に動き回り、まさにフル回転の彼ですが、これからの倫理法人会での彼の活躍にも注目です。

【中村道彦氏の所属単会 → 泉州倫理法人会】

※記事中の所属や役職およびインタビュー内容は、取材当時のものです。