GENKIな会員企業のご紹介

KOBE司法書士法人 代表社員 神津科野氏にインタビューしました。

企業情報
社名:KOBE司法書士法人
設立:2003年5月(創業1997年1月)
役職:代表社員 司法書士
住所:神戸OFFICE 神戸市中央区布引町4丁目2番12号 ネオフィス三宮 10F
大阪OFFICE 大阪市北区紅梅町1番18号 エルゴビル606
URL:https://www.kobe-shiho.or.jp/

企業紹介
兵庫県で第一号の司法書士法人
神戸・三宮駅前と大阪・南森町(大阪天満宮駅前)の2拠点で運営
代表の神津氏以外は全員女性の事務所(司法書士4名、補助者6名)

事業内容
会社・法人登記/企業法務
不動産登記/不動産法務
成年後見/財産管理業務
相続・遺言・信託に関する業務
簡裁訴訟代理等関係業務/裁判業務
債権・動産譲渡登記/金融担保法務
司法書士業以外に「家系図作成」も請け負っております。

会社の誕生

 

 

将来の目標が持てないまま、大学受験浪人をしていた頃、関西大学の夜間学部の存在を知りました。普通に大学生活を送るのではなく、昼間はネクタイをして働いておられる方々の中に飛び込んだら、もっと社会が見えてくるのではないか、自分の目標が見えてくるのではないか、そう思い夜間学部に進学しました。入学後、縁あって司法書士事務所に就職しました。司法書士の資格さえ取れば「一国一城の主」になれると思い、司法書士として生きていくことを決めました。働きながら勉強し、1995年阪神大震災の年、受験回数5回目の27歳で司法書士試験に合格、1997年1月、結婚と同時に神戸三宮の新居マンションの一室で「神津司法書士事務所」を開設しました。当時神戸市内で最若手で、当初はこれといった“つて”もありませんでしたが、一つ一つのご縁を大切にすることによって順調に業績を伸ばすことが出来、2003年5月に兵庫県内で第一号の司法書士法人を設立しました。
2019年11月には大阪OFFICEを稼働させ、現在は、神戸・大阪の2拠点で運営しております。

入会のきっかけ

 

 

神戸では、経営者団体の繋がりもあり、知り合いも多かったのですが、大阪では全く人脈がありませんでした。
私自身「神戸っ子」から「大阪人」に変身するぐらいの意気込みで、2019年11月に単身赴任で大阪に引っ越してきました。神戸の何倍もの人数のいる大阪では今までと同じような人脈の築き方では通用しないと思い、経営者の中でも良い人ばかりが集まっているであろう倫理法人会に行ってみることにしました。大阪府倫理法人会のホームページで調べて単身赴任先から一番近い大阪北区倫理法人会のモーニングセミナーに参加しました。モーニングセミナーでは異様な雰囲気に違和感があったものの取り敢えず飛び込んでみて、もし合わなかったら辞めたらいいという気軽な気持ちで参加した日に入会しました。

転機となるような学びは?入会してよかった?

 

 

2019年夏から大阪進出の準備をするため、神戸OFFICEを一番古株のスタッフに任せていたところ、10月から月次で大赤字となり、3カ月続いた頃に、流動資金が底を尽きそうになりました。そんなとき、先輩会員から「手遅れにならないうちに倫理指導を受けた方が良い」と勧められました。そして田畑法人スーパーバイザーの倫理指導を受けました。大赤字は結局5カ月続きましたが、倫理指導を受けた内容の通りに真摯に100日間実践しました。100日後には、業績も回復し事務所の雰囲気も明るく変わり不安が無くなりました。
倫理指導の実践内容は、一つ目は、事務所メンバー1人ずつが各々相対して明るく元気な声で挨拶するというもの、二つ目は、毎日、太陽に向かって手を合わせて家族・社員・両親・お客様の名前を一人ずつ挙げて感謝を述べること、三つ目が『万人幸福の栞』第15条「信成万事」の素読をするというものでした。これらを素直に実践しました。
そうすることで、社員同士の関係が良くなり、社内が活性化し、お客様1人1人の人事が把握でき、繋がりも深くなりました。今では毎朝『活力朝礼』もやっており、事務所の雰囲気が良くなる一方です。

倫理法人会で学ぼうとしている 経営者のみなさんへのアドバイス

 

 

大阪に出てきてまだ1年半足らずですが、倫理法人会に入会したおかげで、倫理指導を受けたり、たくさんの素晴らしい人との出会いや学びを得ることが出来ました。お陰で大阪OFFICEも順調に成長しております。
悩み事があれば、すぐに倫理指導を受けることをお勧めします。倫理指導どおりに実践を続けることで悩みが解消され、倫理を通して経営や人生に対する学びが深まります。

今後のビジョン

 

 

スタッフが活き活きとして、長く勤められる事務所、特に女性が働きやすい環境を作って、関西No.1の司法書士事務所にしていくこと、そして社会に必要とされる理想の司法書士像を作り、司法書士業界全体も良くしていくことを目標にしています。
この5月から大阪北区倫理法人会で出会った司法書士・荻沼恭子氏を大阪OFFICEの所長として迎えました。
荻沼氏は、弊所の経営指針書に感銘を受けていただき、ビジネスパートナーになる決意をしてくれました。大阪OFFICEを神戸と同じ規模にしていくのが荻沼氏のミッションです。

【取材 大阪北区倫理法人会/稲吉大輔/副専任幹事】
【取材 大阪北区倫理法人会/松森圭子/副事務長】
【カメラマン スタジオハート 上田哲也/枚方・交野倫理法人会】

神戸OFFICEは三宮駅前で六甲山系の山がきれいな場所にありました。大阪OFFICEとは大きなモニターを使ったオンラインで音声と共に終日つながっていて、一体感がありました。
倫理指導をきっちりと実践されたことを聞き、実践の大切さを実感しました。
荻沼氏が入ることで、1+1=100になるとお聞きして、力強さを感じるとともに今後の活躍が楽しみです。

【神津科野氏の所属単会/大阪北区倫理法人会/幹事】

※記事中の所属や役職およびインタビュー内容は、取材当時のものです。