HA-LEFE JAPAN株式会社 代表取締役 小川龍一郎氏にインタビューしました。
▼企業情報
社名:HA-LIFEJAPAN株式会社
設立:2010年3月2日
役職:代表取締役
住所:住所大阪市東住吉区中野1-6-10-1F
URL:https://ha-lifejapan.com/
▼事業内容
飛込営業代行業
配置薬・輸出提案
美容・健康サロンエイジングケア商材卸販売業
再生医療幹細胞培養上清エクソソーム卸販売
会社の誕生
設立13期目になりますが、前進となる会社を2006年にハワイ本社の米国法人で立ち上げました。当時私は会社役員だったので、フラをしていた妻のためにフラ雑貨の輸入販売業としてスタートしました。
社名「HA-LIFEJAPAN」は、ALOHAの“HA”「謙虚に慎み深く」いう意味があり、謙虚にやっていけば必ず勝利が訪れるという想いを込めています。
”HA-L”「ハル」は、息子の晴天郎の愛称でもあります。私は、息子をこよなく愛していて「晴天郎」を社名にしようかと妻に伝えたら「やめとき、ハルが嫌がる」と言われました(笑)
その2年後に独立、営業会社へと移行しました。
当時から大手日本法人との取引があったため、納税や申告などの手続きは全て英文で行っていましたが、事務手続きが煩雑だったため米国法人を閉じて、新たに日本法人を設立しました。
名刺交換した際の会話のきっかけになると考えハワイ法人にしましたが、将来の構想として、毎年2月、8月に1ヶ月ずつハワイに滞在して買い付けができたらいいなぁと妻と話しています。
滞在先は、毎年2回行くなら30坪くらいの別荘を建てるのもありですね。周囲の方々を募り日本から資材などを搬入して一から手掛ければ、比較的安価にできるかもしれません。そのときは大阪梅田倫理法人会の会員さんに、2月、8月以外は無料開放します(広報スタッフ拍手喝采)
入会のきっかけ
大阪西区倫理法人会に誘われナイトセミナーに参加「お父さんの足を洗う」という講話を聞きました。
当時は父と縁を断っている状態、「今の自分があるのは親父のお陰だ」と思い、四万十川で旅館を営んでいる次姉に「親父と仲直りがしたい」と電話をしました。
父は次姉の旅館に行きたがっていたのですが、高齢で身体も不自由、移動するなら車でという状態でした。私の車はフルフラットになる大型車だったので、布団を入れて横になったまま移動することが可能でした。「ほなもう、仲直りしようか」
無事、父を次姉の旅館に連れていくことができました。
真意が伝わらず縁を断つ原因となった長姉とは、現在も連絡を取り合ってはいませんが、何かあったら弟として全て引き受ける覚悟です。一連の出来事について「あなたはできること全てをやってきた」と妻が全て理解してくれていることが何より有難いです。
倫理法人会へは「愛犬ハナちゃんの散歩があるので朝は無理」と断っていましたが、10年来の知人である米澤幹事長の講話があるとのことで八尾まで行きました。
そして、豊中倫理法人会のMSに参加、
当時の米澤会長から「あと5社やから入って」と言われ「ほな、一緒に入りましょう」と隣の人を巻き込んで入会しました。
「月1回の参加やで」のつもりで入会したのですが、めちゃくちゃいい人ばかりで、
「また行こうか」とついつい行きたくなりました。
米澤会長とご一緒した言葉学のセミナーで出会った曲を、毎日車の中で聞いていたら3ヶ月間で出会う人が変わり、商材の売上が10倍になりました。そこから、万人幸福の栞に真剣に向き合うようになり、「十七箇条は凄い」と体感しました。
目標3,600万円達成の恩返しとして倫理法人会の普及に注力、「飛び込み隊」を結成しました。
「今日も飛び込むぞ!」を合言葉にグループで活動、職場の教養片手に「倫理法人会って知ってますか」
と飛び込み訪問を行い、3-4日ほど日程を決めて約50件を回り1社が入会してくれました。
良かったことは、メンバーが「倫理法人会とは何か」を理解し説明できるようになったこと、その翌年豊中倫理法人会設立4年目に白い行動旗を獲得することへとつながりました。
転機となるような学びは?入会してよかった?
5月に入会し9月には幹事、翌年には副専任幹事になりました。2年目の副専任幹事のときからは、意識的に倫理の活動を自粛しました。
理由は「仕事を本気でやる、人生をかけているから」
平日は仕事に注力するために、分封設立の大阪梅田倫理法人会(日曜MS開催)に転籍しました。
ところが-
8月に設立した大阪梅田倫理法人会において、11月頃から当時の会長が続行不能になりました。
熊野専任幹事から普及活動の相談を受け、もう一度普及に注力しました。
そうして年明け1月の後半に米澤幹事長から電話がありました。
「大阪梅田の会長を引き受けて欲しい」
即座にお断りしたのですが、
「やりたい人がやったらアカン」
と説得され3日だけ時間を頂き妻に相談しました。
「やりたくないし、できる訳ない」でも「やった方がいいに決まっている」
でも「やりたい仕事をする時間は物理的に減り、売上目標にも影響する」
悩みに悩みましたが、求められることならば、自分がそれをすることが何かの役に立つかもしれないと思いました。
半分答えは分かっていながら、3人のメンターに相談し「やらせてもらいます」と返事をしました。
売上は前年比40%減となりましたが、お陰さまで関連企業の役員報酬などもあり生計は維持できています。
【問:大阪梅田の普及目標は2月15日期限151社、1月時点では遠い数字でしたが「会長自ら動く背中」に勇気をもらい、会員一人ひとりの行動へと繋がっていきましたね。】
本当にあり難いことですね。「前に突き進むしかない」私の想いと大阪梅田のみんなの想いが重なり合ってそのまま達成へとつながっていきました。
【問:さぁ180社に向けて、やはり普及と退会防止の両方が大切になってきますね。】
本当にそうですね。普及できる人が凄いのではなく、フォローアップが得意な人も凄いし、この環境に居てくれるだけで凄いこと、得意なことを活かしながらチームになっています。大阪梅田は一人ひとり誰を見てもステキな人ばかりが集まっていて、私は日本一の単会だと思っています。
つい先日、大阪梅田会員さんの7歳になる息子さんの入会式を執り行い、以前私が使っていたバッチと万人幸福の栞をプレゼントしました。この先も子どもたちが集まって元気にはしゃぐ単会にできたら楽しいですね。
ご夫婦のうち旦那さんが来てくれたら奥さんを呼びやすいしその逆もしかり、夫婦のコミュニケーションが取れるようになるからこその夫婦愛和、価値観が違っても共通言語があれば上手くやっていけるし、その共通言語が倫理であれば尚素晴らしいなぁと思います。
倫理法人会で学ぼうとしている経営者のみなさんへのアドバイス
私は飛び込み営業をする上での「自分との約束」を作りそれをずっと守っています。営業の時間は1秒たりともさぼったことがないので、大した結果でない日も自分を褒めることができますし、逆に大きな成果があった日も自惚れたり調子に乗らないないように諌めることができます。また「決めた瞬間に電話をする」など、とにかくすぐに行動します。万人幸福の栞十七箇条の最初の三箇条にある「即行即止」です。営業の仕事はタイミングを逃すと契約には結び付かない、瞬時に判断して動くことが大切です。「倫理法人会には営業の極意が詰まっている」といつもお伝えしています。
倫理法人会に入ってから売上が伸びたのは、自分の視座が変わり、纏う空気感が変わったことにあります。「万人幸福の栞を実践すれば本当に凄い変化が起きる」心底実感した体験を語れることが普及の強みなのかもしれせん。
「経営者なのになぜ入会しないの?」「なぜ実践しないの?すれば凄い変化が起こるのに」本気でそう思っています。
まずは、週に1回のMSに参加するという習慣をつくるために、週1回の朝起きという自分との約束からスタートしましょう。それができたら、週に2回、3回と増やしていき、誰も褒めてくれない日常でもできるかどうかです。
承認欲求からの行動ではなく、自分のためにやる、利他の精神で行動できたときに運気は上がっていきます。
無償の愛といわれるように見返りを求めずに行動することがとても大事だと思います。
私自身もまだまだですから、会長を拝命しているわけです。
例えば、苛立つことがあってもいいし、できないことがあってもいいんです。できない自分に気づくことが重要です。凄惨なニュースを観てつい暴言が出てしまうこともありますよね。自宅では、妻に「会長」と言われて「あ、今の取消し」なんて事もあります(笑)
人には感情があるので「朝から参加するのが面倒くさい」と思うこともあります。でもその後「やっぱり参加してよかったなぁ」になればそれでいいんです。
人間は弱いから、それを隠さなくていいと思うんです。「今、イラッとした?」あっけらかんと話せるような関係性を大阪梅田で築いていきたいです。
多くの方が将来何があっても揺るぎない状態を目指したいと考えます。それには経済面を含めたある程度のゆとりが必要で、だから仕事も家庭も上手くいくんですよね。
今後のビジョン
今までは営業代行30年の経験を活用し、美容健康サロンや企業に対し物販のコンサルティング業務をしてきました。
これからは、再生医療の幹細胞培養上清治療を取り扱っているクリニック様と美容健康サロン様との提携により、今までにないオンライン診療と針を使わない無針針を取り扱いできる新しいメディカルサロンの提案をさせていただきたいと考えています。
漢方や酵素ドリンク、着用するだけで体温上昇する下着、瘦身下着など、私がこれまでやってきたことは、不健康な状態から改善させる事業でした。
病気になった人をスタートラインに戻すことはなかなかできなかったのですが、3月から再生医療の幹細胞培養上清液のメーカーの執行役員に就任し、それを学んでいます。
今まで幹細胞治療は、日本では法律の規制もあり、自家の培養でも高額であるためなかなか活用できません。海外で治療をする場合、安くても数百万から数億かかると言われています。
また、幹細胞を培養する際の上澄み液に驚くべき効能があることは認知されないまま、今までは廃棄されていました。その成分を分析できる設備がなかったためです。それができたことにより、アルツハイマーや糖尿病に効能があることが明らかになり、数百種類の論文も発表されており、2025年の万博のテーマが『再生医療』となり注目されています。来年からは法改正も施行されるでしょう。その際は、厚生労働省が認めた施設またはその基準をパスした企業しか扱えなくなると予想しています。培養施設の指定もされるのではとも考えています。使用はクリニックに限られます。
これからは、クリニックと美容サロンを繋げオンライン診療の仕組みを作ることで、メディカルサロンとして医師の診断による無針針を使った治療まで提案することに尽力します。
私はこれまで、身体、心、経済、環境の4つの健康をテーマに事業展開してきました。そのバランスが幸せだと考えています。
海外企業でもある親会社の役員にも就任しましたので来年はナスダック再上場に向けて動いています。
この幹細胞培養の上清液は非常に素晴らしいと、歯科医師の先生を中心に、ヒト幹細胞培養上清研究会が立ち上がり、その人数はすでに50名を超えています。別チームでは、動物の幹細胞上清液も培養し、臨床データも取れてきています。
このようなオンライン診療をベースにしたメディカルサロン事業の展開は、大きな収益の柱になるだけではなく、高額な再生医療の治療費を緩和させる事で医療費の削減と認知症の方にも明るい未来を提供し、介護費用の削減にもつながります。人だけではなく大切な動物たちをも救い、三方良しではなく四方良しの事業展開に正に倫理法人会がかがげている日本創世につながるので、今からワクワクしています。
【取材 堀智恵/大阪梅田倫理法人会/実行委員】
【取材 山本ゆかり/大阪梅田倫理法人会/幹事】
【取材 荒木和憲/大阪梅田倫理法人会/会員】
【撮影 幸合同会社 代表社員 澤 利一/広報副委員長】
改めて小川会長の歩んで来られた軌跡やあり方、考え方を学ぶ機会をいただけたことに感謝しています。
オープンで飾らないお人柄、イキイキとした人間力や内面から溢れ出す魅力を感じました。
いつも笑顔を絶やさず、挨拶から普及まで何事も率先垂範される姿に、誰もが「私もやってみよう」と動かずにはいられなくなるのではないでしょうか。
これからも大阪梅田倫理法人会のメンバーとして共に学び、成長していきたいです。
【小川龍一郎氏の所属単会/大阪梅田倫理法人会】
2024年6月掲載
※記事中の所属や役職およびインタビュー内容は、取材当時のものです。