GENKIな会員企業のご紹介

檜垣会計事務所 副所長 檜垣孝司氏にインタビューしました。

▼企業情報
社名:檜垣会計事務所
設立:1997年5月
役職:副所長 公認会計士 税理士
住所:大阪市浪速区元町1丁目10番6号 堤ビル
URL:http://www.higaki-kaikei.jp/service.html

▼事業内容
1.組織再編成 資産課税対策その他一般税務
2.上場支援
3.保険のコンサル
4.就業規則の作成その他社会保険、労務手続
を基本に、税務会計業務、労務管理、経営サポートを行い個人様も企業様も共に考え繁栄をサポートする、をモットーとしています。

会社の誕生

父が前身の会計事務所より引き継いで現在に至りますが、私もものごころ着いた頃から「大きくなったら税理士になる」と、それ以外の職業の選択など考えもしませんでした。
家の中は、決算書の裏紙やそろばんが転がっていて、それが遊び道具だった環境でした。
大学を出て簿記の専門学校を卒業し、公認会計士の資格を取得した後、会計監査の仕事をするために大きな会社に3年・岡山県の税理士法人に3年弱の修行時代を経て、現在の父親の事務所へ転職しました。

入会のきっかけ

妻からのすすめです。
妻は早くに入会していて(堺市倫理法人会)、本来ならば堺市倫理法人会への紹介が普通ですが、他の単会への紹介ができるかを、堺市の辻本加平氏に相談しました。
夫婦二人が同じ単会でモーニングセミナーへ行くと子どもたちのお世話ができないという理由があればいいんじゃないかとの事で、堺市御陵倫理法人会への入会となりました。
妻からのおすすめ理由は、講話者に税理士の方が来られるよとの誘い文句でしたが、要するに入ればいいんでしょ、というサインが出ていました。
モーニングセミナー後の朝食会へも参加し、そこで入会宣言しました。

転機となるような学びは?入会してよかった?

今年(2024年)の春までは、ただ倫理に通っているだけという感覚でしたが、春に「新卒3年目の平均離職率30%」いうニュースを見ていて、たくさん辞めるんだなあと思い、ふと気づいたんです。
うちの事務所は3年で100%辞めているって。

その気づいたこと自体が、倫理法人会を一年通じて学んできたからこそであり、「従業員さんは会員さんだと思え」と考え、会員さんが維持・継続・成長してもらうための事と同じなのだと考え始めました。

そのタイミングで、山村会長より次期(令和7年度)専任幹事のお話をいただきました。
その事を、山本一法人スーパーバイザーの経営されている企業訪問にお伺いした際に報告しましたら、こう言われたんですね。
「あなたは事務長なら、そつなくこなして出来たと思うよ。」「でも、専任幹事は難しいやろ、だからええんや。」と。
おまけに「君は人当たりはいいけど、人に興味がないやろ、だから今、専任幹事のお役目がまわって来たんやで」とズバリ言い当てられました。

社員さんとのコミュニケーションも、就業規則通りの業務連絡だけではなく、人間としてのお付き合いも深めないと離職する。
そう感じて、職場の教養を使った朝礼を早速取り入れました。
始めてみると、社員さんの意外な一面を知ったり、コミュニケーションも深まって来ました。
この業界の慣習として、移籍や独立が多いんですね。
その時にも「あの担当者が、あの人が良かったなあ」って顧問企業様に思ってもらえる人間力を育んでいく。
今はそのことを一番に考えています。

倫理法人会で学ぼうとしている経営者のみなさんへのアドバイス

倫理法人会入会のお声が掛かったら、即入会してみることをお勧めします。
そして入ったら、ぜひその単会を運営する側に回って下さい。
朝の会場設営の準備から関わっていると、それが会社の運営と同じだと気付き、覚悟が出来てきます。
単会の運営や設営は、会社の運営に繋がってくると感じています。

会員さんを増やすことは社員さんを増やすことと同じで、会社の維持継続に繋がります。
それが今の会社経営に本当に役立っていることは、私が保証します。

今後のビジョン

黒字の企業をどんどん増やしていきたいですね。
私たちはあくまで税理士であって、経営コンサルタントでは無いですが、お客様の経理を一手に預かる以上、経営者の意思決定を数字の面からしっかりアドバイスをして、そして喜びを共に分かち合いたいですね。


【取材 深田祥一/堺市御陵倫理法人会/会員】
【取材 嶋田裕/堺市御陵倫理法人会/幹事】
【撮影 Syoji photo 山本祥司/広報副委員長】

今後のビジョンを熱く語られ、満面の笑みでインタビューのお答えいただく姿勢。そこには、幼い頃から、お父様の仕事を受け継いでいくという、揺るぎない思いと、倫理を通じて奥様と一緒に、家庭と仕事を、まさに明朗、愛和、喜働で円満に過ごされていることを強く感じました。
専任幹事となって、更にお仕事も人間力も高まっていく、檜垣さんの今後が楽しみでしかありません。

【檜垣孝司氏の所属単会/堺市御陵倫理法人会】
2024年9月掲載

※記事中の所属や役職およびインタビュー内容は、取材当時のものです。