GENKIな会員企業のご紹介

株式会社ゆめのたね 代表取締役 岡田尚起氏にインタビューしました。

▼企業情報
社名:株式会社ゆめのたね
設立:2015年〜2024年6月11日まで個人事業主。2024年6月12日から法人に
役職:代表取締役
住所:大阪府門真市末広町17-18
URL:https://www.yumenotane.jp

▼事業内容
インターネットラジオを通じて、パーソナリティの皆様やゲスト様の夢を応援しています。ネットだけではなく、リアルのコミュニティーづくりにも力を入れており、いろんな人たちのリアルコミュニケーションの場を設けております。

沿革
2015年6月 大阪府門真市にゆめのたね放送局開局
2015年10月 岡山スタジオ オープン
2015年12月 広島スタジオ オープン
2016年4月 東日本チャンネル・西日本チャンネルの2チャンネル制開始
愛媛スタジオ オープン
2016年6月 開局1周年
大阪ユニバースにて開局1周年記念パーティ開催
愛知スタジオオープン
東京スタジオオープン
2016年6月28日 第25回FNSドキュメンタリー大賞ノミネート『パーソナリティ始めました~インターネットラジオに託す夢~』(制作:関西テレビ)
2016年8月 東日本チャンネル・関西チャンネル・中四国チャンネルの3チャンネル制開始
2017年10月 沖縄スタジオ オープン
2018年1月 中四国チャンネルを改め 中四国・沖縄チャンネルに名称変更
2018年6月 神戸コンチェルトにて開局3周年記念パーティ開催
2018年7月 ゆめのたね初の書籍「SNSを超える 第4の居場所」発売開始
2018年10月 3万部発行ビッグイシューにゆめのたねの記事が9ページの大特集
2019年11月 600番組体制
「カメラを止めるな」上田慎一郎監督作品『スペシャルアクターズ』1時間特別番組放送
2020年11月 岐阜FCスタジオ オープン
東日本チャンネルを東日本第1チャンネルに名称変更
東日本第2チャンネルを開設し4チャンネル制開始
2021年11月 福岡FCスタジオオープン
中四国・沖縄チャンネルを西日本チャンネルに名称変更
2022年4月
クラウドファンディングで支援いただき移動ラジオ局 ゆめのたね号完成
2022年7月 沖縄 ホテル ムーンビーチにて開局7周年記念式典&パーティ開催
2022年8月 神奈川スタジオ オープン
札幌FCスタジオ オープン
東日本第3チャンネルを開設し5チャンネル制開始
第1回ラジオ甲子園開催
2023年2月 千葉FCスタジオ オープン
2023年7月
ロイヤルホテル沖縄残波岬にて開局8周年記念式典&パーティ開催
2023年8月
チャンネル名称を地域名から色名
(パープル・レッド・グリーン・イエロー・ブルー)に変更、
そしてオレンジチャンネルを開設し6チャンネル制開始
第2回ラジオ甲子園開催
2023年10月 高校生ラジオコンテストVOICE 開催
2024年6月 株式会社ゆめのたね設立

会社の誕生

ゆめのたね放送局の誕生のストーリーは、私が18歳の時に“自分で会社を作ろう!”と決心したところから始まっていたのかもしれません。
私は幼少期から、全身に激痛が走る難病と共に生活しています。心身ともに大変な事が多かったですが、前向きに明るく行動していました。そんな中、大学の部活動で先輩から壮絶なイジメに遭い、そのことをキッカケに、長く続く社会人生活を自分らしく歩むために“自分で会社を作る”事を決心しました。
リアルに学ぶために即行動し、当時活躍されている経営者の方々が集う某ディスコのVIPルームに飛び込みました。運にも味方されて受け入れてもらえ、そこからたくさんの経営者の方々と繋がることが出来て、本当に親身になって応援していただきました。
どうして自分のことをこんなに応援してくれるのかと質問すると、返ってきた答えは『頑張るヤツを応援するのに 理由なんかいらん』と。感動しました。将来こんな大人になりたい!!と思いました。
その後就職をして、入退院を繰り返しながらも営業職、経理に就き学びを得て、31歳の時に退職しました。

そして“今の自分に出来ることで、いろんな子たちを応援しよう!”と、『ホワイトキャンバス』(学生さんたちの表現の舞台作り)を立ち上げました。
一心に行動していると、その想いに門真市のNPO協議会の竹部さん、教育委員会の方々が、何か事業を立ち上げて、子供たちの居場所づくりと共に背中を見せていって欲しい!と大きく後押ししていただけることになりました。
そのタイミングで相方(共同代表)である佐藤大輔くんから『情熱大陸のように人の夢を応援するラジオ番組をやらないか?』とオファーがあり、インターネットラジオ番組をスタートさせました。
そこから放送局を開局するために、開局の2年半前から「ゆめのたね大学」を立ち上げ、パーソナリティの育成を始めます。資金的にとても厳しい状況でしたが、6期生までの卒業生たちとの約束を守るために行動し続けました。
ゆめのたね放送局の開局にむけて、スタジオを構えるために不動産会社、光亜興産の社長 高橋さん、NPO協議会理事長の竹部さんを筆頭に教育委員会、商工会議所の重鎮が動いてくださりました。ラジオの配信システムを一から学んで作ってくれた桑野泰くん。スタジオの工事に携わってくれた都電器の金子さん、中村工務店の谷岡さん。
まだまだここに書ききれないたくさんの方々に支援を受けて2015年6月に開局する事が出来ました。

入会のきっかけ

2015年6月1日にゆめのたね放送局を設立することを目標として活動している中で、当時大阪尼崎倫理法人会で活躍されていた、今は亡き西中務弁護士や林えみこさんから、倫理法人会の仲間の力をお借りすることの重要性を教えてもらいました。
西中弁護士はお金のない私たちに、ゆめのたねを広げるための講演の場所を無料で提供してくださったり、林えみこさんはまだメディアに取り上げられたことのない私たちに新聞社を紹介してくださり、より多くの人たちにゆめのたねの想いを知っていただくきっかけになる後押しをしてくださいました。とてもたくさん支えていただいていました。
そんな中、林えみこさんから誘われてモーニングセミナーに行った時のことです。
私は当時、闘病の為髪の毛がなかったので、トレードマークでもあった個性的なハンチング帽を被って、黄色いストール巻いて会場に行きました。
会場に入ると「そんな服装で!」と、どこかの社長に怒られたんですよ。そしたら林えみこさんがすごい剣幕で杖をついてきて『あんたはこの子の何を知ってんねん!なんも知らんのに見た目で決めつけるな!』と一喝してくれました。
その瞬間『あ、入会しよう。』と思いました。

倫理法人会の人々の愛に触れ、ここでたくさん人間力をつけ、学び、成長しようと考えたことがきっかけです。

 

 

転機となるような学びは?入会してよかった?

私は普段、全国各地で出張しているため、出張するたびに、地域の倫理法人会モーニングセミナーに参加しています。倫理法人会は自分が所属している地域以外の場所でも、人間成長の場を設けてくださるため、どこに行っても学びを得ることができます。いろんな地域の会員の皆様と繋がることにより、仲間が増え、時間がない中でも成長する場を設けていただいています。

倫理法人会で学ぼうとしている経営者のみなさんへのアドバイス

倫理法人会は47都道府県70,000人の会員の皆様がいらっしゃいます(2024年8月現在)。つまり70,000人の仲間がいると言うことです。自分1人では解決できないことも、たくさんの仲間が支えてくれます。
私の好きな言葉の中に「同事(どうじ)」というものがあります。悲しんでいる人を見たり、苦しんでいる人を見たりすると、私たちの心には「かわいそうだな」という思いが生まれます。それは美しい思いやりの心でもあります。しかし、本当の悲しみや苦しみは、同じ経験をした者にしかわかりません。「苦しい思いをしたら、悲しみに耐えられなくなったら、 同じ経験をした人を探し、その人と気持ちをわかち合うことも大切です」倫理法人会には様々な人生経験を持った人がいます。分かち合うことで心が軽くなり前に進むきっかけになります。そして今の時代は多様性の時代だと言われています。すべての人たちが自分らしく生き、互いに認め合っていくことが大切と思います。一人ひとりがみんな違います。
しかしその違いの中にも、必ずや通じ合える部分があります。その通じ合う部分を確認し合える場。 そうしたコミュニティを創造しているのが倫理法人会であると思います。

多様性コミュニティは、これからのビジネスシーンにとっても非常に重要な要素になることは間違いありません。生身の人間同士が関わり合うことができる全国の倫理法人会に足を運ぶことをおすすめします。

今後のビジョン

ゆめのたね放送局は、現在12都道府県にスタジオを構えていますが、今後は全国47都道府県、そして世界に広げていくことを目指しています。
ゆめのたね放送局を通じて、人々が助け合い、磨き合い、高め合うコミュニティを作り
世界中に『ご縁、応援、貢献』の輪を広げていくことが究極の目標です。


【取材 細見 千夏/大阪尼崎倫理法人会/副事務長】
【撮影 幸合同会社 代表社員 澤 利一/広報副委員長】

ゆめのたね放送局の始まりの地、大阪府門真市にある大阪スタジオさんを訪ねて参りました。尚起さんは情熱的にキラキラと瞳を輝かせて、本文には書ききれないたくさんの素敵なエピソードを語ってくださいました!
明朗、愛和、喜働そのもので生きておられる尚起さんのお話を間近で伺えたことは本当に贅沢で貴重な時間でした。携わる機会を与えていただいたこと、快く取材に応じていただいた尚起さんに心より感謝いたします。ありがとうございます!
動くパワースポットのような尚起さん、多くの方に直にお話を聴いてパワーを感じていただきたいと思いました。モーニングセミナーやナイトセミナーで尚起さんがご講話される時にはお見逃しなく♡

【岡田尚起氏の所属単会/大阪尼崎倫理法人会】
2024年11月掲載

※記事中の所属や役職およびインタビュー内容は、取材当時のものです。