GENKIな会員企業のご紹介

いばらき和牛倶楽部 代表 雄川敦史氏にインタビューしました。

▼企業情報
社名:いばらき和牛倶楽部
設立:2019年12月
役職:代表
住所:〒567-0031 大阪府茨木市春日2丁目3−3 マンション春日園 1F
URL:https://ibaraki-wagyu.com/

▼事業内容
洋食レストラン

会社の誕生

【腕の立つ料理人と、もう一度一緒に】
「実は、以前ホテルで働いていたんです」
当時、同じホテルに勤務していた料理長とは、特に信頼関係のある間柄でした。
そのホテルが閉館することになって、お互い「このまま終わっていいのか?」という話になりました。
『いつか一緒に何かをやろう』という思いが、二人共自然と湧きあがってきていました。時間は少しかかりましたが、1年程経過した頃に本格的に話が動き始めました。
そして2019年12月。「いばらき和牛倶楽部」はついにオープン。
しかし、そこには思いもよらぬ事態が待ち受けていました。

入会のきっかけ

続きからとなりますが、思いもよらぬ事態とは…
オープンして1ヶ月も経たない頃、中国でコロナウイルスのニュースが流れ始めて、横浜港のクルーズ船の話が大阪まで届いてくる。そんな時期のオープンでした。
当初は、オープン時の忙しさもあり、そこまで気にしていなかったのですが、2020年3月から一気に状況が悪化。緊急事態宣言の発令により外出自粛となり、飲食業界は特に冷え込み、客足の激減……。
本当に、想像もしていなかった日々が始まりました。まだお店が軌道に乗る前だったので、精神的にもかなりキツかったです。
初めは、外のネットワークなど無くても、自分達の腕があればやっていけると思っていました。
しかし、コロナという未曾有の経験を通して、「人とのつながり」の重要性を実感します。そんな折、お声がけいただいたのが茨木市倫理法人会の会員の方々でした。
誘っていただいたので、一度、話を聞いてみようと思い、モーニングセミナーへ参加。
それが入会のきっかけとなりました。

転機となるような学びは?入会してよかった?

2023年9月に正式に入会。
以来、毎週欠かさずモーニングセミナーに出席しています。会では、MS参加皆勤者として毎月あげてもらっています。
1ヶ所他団体にも所属しているので、週に2回、朝に活動をしていますが、倫理法人会は「気持ちをリセットできる場」なのです。
私自身が自ら発信することは、まだまだ少ないのですが、他の倫友さん達が発信されている姿を見て学ぶことが多々あります。
その点が、私が入会して良かったと思う点で、考え方を柔軟にする機会となったと思います。
そんな私を見ていたのか?今では、息子も茨木市の会員です(社員枠ではありません)
親子で共に切磋琢磨しながら、倫理法人会生活を楽しめていることも良かった点となります。

倫理法人会で学ぼうとしている経営者のみなさんへのアドバイス

【新入会員の皆さんへ「一人でも多く親しくなること」 】
こちらが、これから倫理法人会に入ってこられる方へ、お伝えできることです。
まだ入会して1年ちょっとですが、まずは「人とつながること」が一番だと思います。
私自身よりもっと長く倫理法人会に所属されている先輩経営者を見習わせてもらえる部分が多くあります。
堅苦しく考えずに、少しずつでも親しくなれる人を見つけていけば、自然と学びも拡がっていくと思いますし、充実した倫理法人会生活をおくれるのではないかと思います。

今後のビジョン

【再び「夢」に向かって】
本当は、5年で10店舗という目標を立てていたんです。コロナ禍で、現在はその計画を見直さざるを得ないですが、仕切り直して「2〜3年以内にもう1店舗を出す」ことを目標としています。
そして将来的には法人化して『いばらき和牛倶楽部』という名前を、多くの人々に知ってもらいたい。
そのようなビジョンを持って、地域の皆さまや仲間と共に成長していきたいと思っています。


【取材 村木やすこ/茨木市倫理法人会/幹事】
【撮影 道修町Studio 小栁宣昭/広報副委員長】

コロナ禍という困難を乗り越えて生まれた「いばらき和牛倶楽部」さん。
背景には、仲間への信頼、そして雄川さんの「人とのつながりを信じて動く力」があったのだと改めて感じました。
人を惹きつける魅力がある雄川さん。かく言う私も、優しい雄川さんが作られるローストビーフの美味しさにハマっていますw
茨木市倫理法人会での学びや絆が、さらにその歩みを後押ししているように思いました。
雄川さんのように、誰かと手を取り合いながら一歩を踏み出していけるような存在でありたいと思わされる取材となりました。

【雄川敦史氏の所属単会/茨木市倫理法人会】
2025年8月掲載

※記事中の所属や役職およびインタビュー内容は、取材当時のものです。