
水都リアルティ有限会社 代表取締役 谷英輝氏にインタビューしました。

▼企業情報
社名:水都リアルティ有限会社
設立:2005年
役職:代表取締役
住所:大阪府大阪市西区北堀江1丁目1-3
URL:https://www.suito-realty.co.jp
▼事業内容
不動産賃貸業
事業を始めたきっかけ
私は2005年に独立起業するまで、とある企業の営業職に就いていました。
毎日の日々の売上げを厳しく求められるような会社で、それでも必死に頑張っていましたが違和感は年々大きくなる一方。結果を出し評価されていても、会社に言われるがまま数字に追われる環境は自分が求める働き方とは大きく違い、心が疲弊していくのを感じていました。
このまま心の声を無視して働き続けるより、一度の人生自分らしく生きよう、働こう!と考え33歳の時に独立、現在の会社を設立いたしました。
よく、会社を成長させるためには高い目標設定が必要だと言われますが、前職で毎日、毎月、毎年〜数年後とひたすら目標に追われて苦しい思いをしたので、現在は目標を決めたとしても長くて1年くらいの短期的なもの。目の前のお客様を大切に、日々の業務に取り組んでいます。
会社を大きくしたいとか売り上げをいくらにしたいなどの野望も特に考えず、自分が働きやすいペースで仕事をしていたら20年経っていました。誰に決められることもなく、自分が考えたことを素直に実践していく。自分にはこの働き方が合っているなと思います。

倫理法人会に入会した理由

最初に倫理法人会の存在を教えてくださったのは、同じ不動産業界の先輩でJCでお世話になった竹達さんです。
竹達さんは吹田市の会員と、今は神戸市倫理法人会の副会長も務められています。
竹達さんが講話をされる際にお声がけいただき、吹田市倫理法人会に初参加しました。
6時半からと聞いていたもののまさか早朝とは思わず、当初、夜の6時半にスケジュールを入れていました。倫理あるあるですね(笑)。
それから入会に至るまでの1〜2年は誘われればナイトセミナーやモーニングセミナーに参加していました。
その間に段々と顔見知りも増えていき、声をかけてもらえるようになりました。
初めから入会に抵抗はありませんでしたが無理に誘われることもなく、しばらくはゲスト参加を楽しんでいましたね。
そして2016年9月、第五代目会長に三室さんが就任されるタイミングで入会いたしました。
人生の転機となるような学び
大きな転機となったのは、2024年1月に参加した富士研の研修です。
入会して10年近く経ち、そろそろ順番だからと参加したものの富士研に行くのは正直乗り気ではなかったんです。
何をするのかも詳しく知らないまま参加しましたが、ここで人生が変わるほどの経験と出会いをいただきました。
研修を通じて得たもの、それは【ありのままを受け入れる】という体感です。
今までは何に対しても良い悪いで判断していましたし、それが当たり前だと思っていました。
家族に対して、それは違う、もっとこうしたらとアドバイスのつもりで言っていたことが原因で関係が悪くなったり…。
それがこの研修を経たことで物の捉え方がガラリと変わりました。
良い悪いもない、ありのままを受け入れる。受け入れてもらった時の安心感、心地よさを学んだことで周りの人の考えがスッと自分に入ってくるようになり、仕事も家庭も、対人関係が本当に楽になりました。
さらに日々の目標を綴るという実践は300日も続けることができました。
無理なくこんなに続けれらたことに自分でもびっくり!
今でも大きな自信になっています。
そしてこの研修でもう一つ得られたもの、それは大切な仲間の存在です。
3日間、寝食を共にして学んだ絆はとても深く、仲間の講話やイベントがあれば遠くからでもみんなで集まって応援したり、定期的にzoom飲み会を開催したりしています。
現在専任幹事を拝命し学びの日々ですが、この経験がなければ間違いなくお役を引き受けることはなかったでしょう。
「はい、喜んで」とお受けする。
そこには人生を変える大きな学びがあるのだと身を持って知ることができました。

入会を考えている人へのメッセージ

何事も、やってみないと分からないですよね。
結果を期待せずに、まずはやってみることが大事なんじゃないでしょうか。
成功しても失敗したとしても、そこに必ず学びと成長があると思います。
倫理法人会も同じで、入ってみないと分からない。
ただ倫理はビジネス交流会とは違い会員の皆さんの目的がコミュニティに入りたい、経営の勉強、自分を突き詰めるための学び、、などと様々です。私はそれが面白いところだと思っていて、間口が広い分色んな人がいて、それぞれの目的のために集まっている。
先ほども言ったように、そこに良い悪いといった評価がされないのが倫理です。
枠にとらわれずにたくさんの人を見て、考えを聞いて、視野が開ける体験をして欲しいです。
今後のビジョン
会社員時代の厳しい売上げに追われ続ける環境から、自分らしく働くために会社を立ち上げました。
日々邁進、経営者期間も長くなり子供達も独立を迎える年齢になってくると、苦労ばかりに目がいって人生の喜びを感じることに鈍感になっていたように思います。
最近、娘のバンドのライブを見に行くようになったんですが、彼らの輝きのなんと眩しいことか…!
ただただ、大好きなことを満開の笑顔で楽しんでいる存在の尊さに、毎回とても感動します。
忘れかけていた楽しさや喜びを子どもから教えてもらっています。
仕事、会社経営も同じですよね。
何のためにこの仕事を始めたのか?
初心を忘れず、足元をしっかり見てこれからも自分らしく続けていきたいと思います。

編集後記
いつも冷静に専任幹事のお役を進めてくださる谷さん。
とっても忙しいはずなのに、焦ったり迷ったり、責めるような雰囲気がないのは何故かなと思っていました。
今回じっくりとお話をお聞きすると、谷さんの受け止め力の高さがその余裕を作り出しているんだなと納得。
簡単なようでとっても難しい【ありのままを受け止める】実践。
谷さんの実体験から、その大切さに改めて気づくことができました。
お忙しい中、取材のご協力ありがとうございました!
<取材> 鈴本朗子/吹田市倫理法人会 幹事
<撮影> 小栁宣昭/道修町Studio/広報副委員長
2026年1月 No.326 掲載