GENKIな会員企業のご紹介

有限会社但陽社 岡 巌氏にインタビューしました。

社名:有限会社丹陽社 
設立:平成3年3月14日(開業平成10年3月14日)
役職:代表取締役 岡 巌
URL:http://www.tanyosha.co.jp/

日本伝統構法「板倉造り」にこだわり石油系建材をほとんど使用せずに家を建てることで自然素材で心と体にやさしい暮らしを提案しております。
防蟻剤にも化学合成物質を使わず、壁や床、天井にも漆喰や杉無垢材などの自然素材を使用するので、シックハウスの心配もありません。
また、同じライフスタイルの人は居ないとの思いでお客様ととことん打ち合わせを行い1から設計をします。同じ設計はありませんお客様のライフスタイルにぴったりの設計をします。
設計から施工まで1級、2級有資格者が管理しています。

会社の誕生

大学生で勉学に励んでいる頃より
いつかは独立して会社を興そう
と志を持っていた。

大学卒業後はゼミの先生のご縁で就職し仕事をしていたが仕事にこだわりと自信を持っており上司ともたびたび仕事に対する価値観の違いから対立もしていた。

就職した会社では1年目から社外研修に参加させて頂くなど社長を尊敬していたが社長の他界、実家家業の廃業もあり独立を決意し、携わっていたプロジェクトを成功させ退職。
丹陽社を立ち上げた。

入会のきっかけ

他の交流会で倫理法人の方と同じテーブルになり
お誘いを受けるもお断りさせて頂きました。

2~3日後、以前より面識のある大橋さんから電話が有り言われるがままその場でハンコを押しました。
皆さんがご存じの方とご一緒でしたのでなかば強引に(笑)

ハンコを押した決め手は
栞を見て素晴らしく良い事が書いていると感じたからです。

入会後もMSには参加していなかったのですがひと月後から参加し、すぐに研修委員を拝命して今まで続けております。

転機となるような学び

栞の「万人の希望」の部分を読みこれはすごいと思いました。

最近の学びでは子供の教育だと思い、
「家には早く帰ってくるように」
「自分の部屋は自分で掃除し綺麗にするように」
と叱りましたがそれは自分が気持ちよくなり
自己満足になっていると気が付いた事です。

倫理法人会で学ぼうとしている 経営者のみなさんへのアドバイス

ずばり、長く続ける事です。

倫理法人会で学ばせて頂きちょっとやそっとではとの思いがあります。
倫理歴8年目にしてやればやるほど気付きがあります。

今後の会社のビジョン

事業を拡大し「板倉造り」を広めたい。
夢は100年後に木造都市を作りたい。

会社ビジョンはそのために自分と同じ思いの人材を多く輩出し板倉造りの素晴らしさを後世に伝える事です。

【取材 島田 宏樹 / 八尾市倫理法人会】
【カメラマン スタジオハート 上田哲也 / 枚方交野倫理法人会】

今回の取材で初めて岡さんの会社を訪問させて頂きました。普段MSでお会いしている岡さんは1人の倫友として倫理の先輩として多くの手本を見せてくれており話し易い尊敬する先輩です。会社に訪問すると明らかに社長の顔になっておられました。
他の事業所と就業時間中はスカイプで繋がっており設計も全てCAD(PCでの設計)で行われていました。現代の最新技術と「板倉造り」の伝統構法を高いレベルで組み合わせた企業運営は素晴らしいと感動しました。 これが日本の伝統構法を後世に残すベストな選択。伝統構法を後世に残す思いに感動しました。忙しい中長時間の取材を引き受けて頂き岡社長、従業員の皆さんに感謝しております。

※記事中の所属や役職およびインタビュー内容は、取材当時のものです。