泉州倫理法人会

1626(寛永3)年創業の木材会社の後継者として、父の後を継ぎ代表に就任した貴多野秀史氏。しかし彼がトップとして、自社の現実に向き合い下した決断は、400年近くも続いた生業に終止符を打つことでした。筆舌に尽くし難い悔しさをバネに、第2の人生での再生復活を誓った彼は、凄まじい集中力と継続力で挑んだ中小企業診断士の資格に一発合格。今はその苦い事業体験を武器に、苦難にあって道標が必要な経営者に寄り添う、厳しくも優しい経営の守り人(もりびと)となりました。第2の人生を手堅く歩み始めた彼が、縁あって出会った倫理法人会。その実体験と倫理の学びは、悠久の歴史を超えた原理原則へと、どのように帰結するのでしょうか。誠に以て興味津々です。7月30日19時。貴多野秀史氏の「復活再生 ~磨穿鉄硯」の聴講に、岸和田の南海波切ホールまでどうぞお越しください。