会員企業訪問記

株式会社アレーズヴェルチュ

成功した最初の仕事

37年前からメイクを教えながら、自分のブランドの化粧品販売や企業の身だしなみ研修などをしていました。
年齢とともに自分自身が動く仕事に限界を感じ、新たな仕事への切り替えを模索し
ていました。

海外事業へチャレンジ ~即行即止~

そこに、アジア圏で日本の化粧品が品質の高さを理由に大きな人気があると教えてくれた人がいたのですぐにフィリピンに視察に行きました。
そこで、日本製化粧品へのあこがれや信頼の高さを再認識しました。そしてベトナムでOEMの引き合いがきましたが、全く初めての経験です。
正式に許可を取った貿易をしてほしいという高い要望に対し、帰国してあれこれ調べながら取り組み、新しい事業が動き出しました。
経験がない、できるかな、などと悩むより、目の前に自分を必要とする人がいることに応えようと必死でした。

【コロナ禍で~打つ手は無限~】

こうしてベトナム向けのOEM商品を増やし、コロナ前には国内向けと同じくらいの売上があがるようになっていました。
しかし、コロナで一気に1/6ぐらいにダウンし、8カ月の売上がゼロ。商社への事業売却も頭をよぎるような状況でした。

そんな中、OEM先のSNSで商品が大ヒットし10倍の受注。
製品、容器、パッケージなど、多くの仕入れ先を含め嬉しい悲鳴でした。
そして、そのとき、受注を増やすことで喜ぶ人がたくさんいるということに気づきました。

その後、アメリカへのOEM輸出プロジェクトやベトナムとのオンライン商談会、日本企業から海外輸出のコンサルなど、いろいろなことに挑戦しています。

倫理の学びのおかげで

振り返ると、入ってきた情報に対してすぐに行動したことがうまくいった要因だったと思います。
また、入会するまでは、考え方の違う人はしんどい、嫌やから自分だけでやろうとしてきましたが、専任幹事の役をいただいたことにより組織を作る喜び、組織で目標を達成する喜び、組織が大きくなる喜びを体感し、また、人は一人ひとり違うということを認識できたので、すべてをアウトソーシングしていたのをやめ、人を雇うことで社会に貢献し、この事業を後継していくことを考えるようになりました。
社員も雇い、組織を作っていくという経営に変えました。
そうやって、もっと日本を元気にしたいという気持ちで仕事をしています。

(記:福嶋 保雄 広報副委員長/大阪府倫理法人会)

取材後記気が付かれたことを即行動、苦難も気付きに変えてしまう柔軟さ、そして人のご縁を大切にして今に至り、そして未来へ繋ぐとても素晴らしいお話しでした。
これからどんどん会社が成長し、関連企業の希望も垣間見えました。ありがとうございました。

(取材:澤 利一 広報副委員長/大阪府倫理法人会)

※記事中の所属や役職およびインタビュー内容は、取材当時のものです。