GENKIな会員企業のご紹介

 

WAKUWAKUハウス 株式会社山喜 代表取締役 松本 望氏にインタビューしました。
 

企業情報
社名:WAKUWAKUハウス 株式会社山喜
設立:1965年8月20日
役職:代表取締役
住所:(本社)大阪市住吉区遠里小野5-18-12
(山之内モデルハウス)大阪市住吉区山之内1-23-11
HP:https://wakuwaku-house.com/

事業内容
「妻の笑顔が一番幸せ」をコンセプトに、家族がワクワク暮らせる理想の家を建てる工務店。

収納のプロが10年後の持ち物まで徹底分析し、ずっとキレイが続く散らからない部屋を実現する間取りシミュレーション。準備から片付けまでスムーズな動線を考え抜いた使いやすいキッチン。キャンプにBBQ、プールやドッグラン、家族が集まる「とにかく広い」遊べる屋上。他にも数々のワクワクポイントの中から、ご家族ごとのライフスタイルに合わせた最適なご提案をいたします。

もちろん楽しいだけでなく、安心して長く住める家であることも重要です。

お家の性能にもこだわり、第三者機関の厳しいチェックも実施しています。

また、家づくりで一番の不安の元になる「お金」のことを学べる資金セミナーを月に1回開催。お金のことを知り、不安を解消することがワクワクした家づくりの第一歩だと考えています。

会社の誕生

 

 

WAKUWAKUハウス(株)山喜のスタートは父が創業した建築資材店です。

私が子どもの頃は、大工さんなどの建築関係者が朝早くから来店し資材を揃えていました。家から外に出るためには必ず店を通り抜けないといけないのですが、幼い私にとって職人さんは怖い存在だったので、身を隠しながらコソコソしていましたね(笑)

父は仕事が忙しく遊んでもらった記憶はほとんどありません。そんな私をかわいそうに思ったのか、ある日お店に来ていた大工さんが私を新築工事の現場に連れて行ってくれました。

いつもお店で見ている大工さんが、いつもとは違った顔でテキパキと動き、軽快な身のこなしで高い所へ登る姿を見て「かっこいい!」と感動したことを覚えています。今振り返ると、この時に、いつか建築に携わりたいという気持ちが芽生えたのだと思います。

やがて、成人した私は父の元で一緒に働く道を選びました。

「さらに会社を大きくしたい」「結果を残したい」という思いが強く、資材販売以外で何かこれまでとは違うことができないか模索する毎日。工務店や設計事務所に出入りするうちに、いつかの「建築に携わりたい」という気持ちを思い出したのです。

新たに始めた建築業務は、バブルの勢いもあり驚くほど順調にスタートしました。

が、それも束の間。バブルの崩壊で元請けの設計事務所が倒産。思いがけず莫大な借金を背負うことになってしまいました。自分が始めた事業のせいで会社の存続まで危うくなり、父に対しても申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、父は文句も言わず、一緒にこの危機を乗り越えてくれました。

入会のきっかけ

 

 

金銭的にも精神的にも大きなダメージを受けていた頃に、建築関係者の誘いで参加したのが南大阪倫理法人会(当時は長居で開催)でした。

最初は、仕事に繋がる出会いが作れればいいな、という軽い気持ちだったのですが、そこで手にした万人幸福の栞にとても興味を持ち、気がつくと続けて通っていました。

具体的なビジネス論ではなく家族や夫婦の関係がうまくいけば自然と仕事もうまくいくという考え方は当時、とても新鮮に感じました。

転機となるような学びは?入会してよかった?

 

 

転機は、新たに堺市に単会を設立することになったことです。

私も中心メンバーとして堺市の立ち上げに関わりましたが、講師の手配、資料の作成、様々な会社を訪問しての普及活動など、とにかく忙しく動き回りました。

普及をするということは倫理の素晴らしさを人に伝えるということ。このアウトプットをするためにこれまでよりも学び、実践し、自分の言葉で伝えるという経験をしたことで、この時期にさらに倫理の学びが深まりました。

堺市倫理法人会の設立当初は、セミナーへの参加者も少なく、ある時は、会長と私と二人で講師の話を聞いたこともありました。毎週約100名の会員が集まる現在の堺市のモーニングセミナーからは考えられないですよね(笑)

倫理法人会で学ぼうとしている 経営者のみなさんへのアドバイス

 

 

倫理は一生の学びです。何年通ったからもういい、というものではありません。

私もしばらくモーニングセミナーに参加できない時期がありましたが、退会することはありませんでした。会員でいることで倫理が心の拠り所となり、いつでも帰る場所がある安心感を感じていました。

たとえば栞の中の言葉でも、自分の置かれているその時々の状況によって、受け取り方や感じ方が変わってきます。人生やビジネスのどんな場面であっても必ずヒントになる言葉がそこにはあります。

何年もかけてようやく理解できたこともありますし、まだまだこれからもそういった体験をしていくのだと思います。

皆様にも、倫理法人会に入会したからには、ぜひ長いスパンで学ぶことを意識し、成長を続けていただきたいです。

今後のビジョン

 

 

先日、スタッフとWAKUWAKUハウスのコンセプトについて話し合いをしたんです。

WAKUWAKUハウスは何のために存在しているのか?誰のどんな役に立てるのか?私たちは何を大切に仕事をしていくのか?ということを丸一日かけて徹底的に本音で語り合いました。お客様目線の意見として、どんな家に住みたいか?なぜ家を建てるのか?家族にとっての幸せってなんだろう?といったことも考え抜きました。

様々な思いや意見をまとめた結果、浮かび上がってきたのは意外な言葉でした。

「妻の笑顔が一番幸せ」

私は、倫理を学ぶ前は仕事が一番と考えていました。倫理を学んでからは、仕事も家庭も全てはつながっていることを知り、家庭や夫婦関係を大切にすることを心がけています。

仕事がうまくいかないときは、目の前の仕事に没頭するよりも家庭内はどういう状況か観察してみる。奥さんの機嫌は悪くないか?(笑)実際に夫婦の関係がよくなると、なぜか不思議と仕事もうまくいきます。これは何度も体験していることです。結局、妻には何をしても敵いません(笑)

今回、「妻の笑顔が一番幸せ」というコンセプトができたことを妻に伝えたら「すごくいい」と喜んでくれたことで確信しました。WAKUWAKUハウスは家づくりを通して「妻の笑顔が一番幸せ」を実現し、幸せな家族を増やしていきます。

このコンセプトを元にしたモデルハウスも近々完成予定です。ぜひ、この想いに共感していただける方に見てほしい自慢のモデルハウスとなっております。お気軽にお立ち寄りください。

【取材 幹事 松本 圭太/堺市倫理法人会】
【カメラマン 株式会社PhotostudioS 杉谷昌彦/堺市北区倫理法人会】

スタッフの方の明るい挨拶や細かな気遣いが印象的でした。お客様はもちろん、スタッフも「ワクワクする」ということをとても大切にされている会社だということが伝わってきます。

モデルハウスにはご自身が製作されたギターが飾ってあり、取材中にその音色が響き渡りました。こういった遊び心もワクワクする家づくりに繋がっているのだと思います。

「妻の笑顔が一番幸せ」という言葉は照れくさいですが、結婚している男性なら誰もが共感するパワーワードですね(笑)

松本望氏の所属単会 → 堺市倫理法人会】

※記事中の所属や役職およびインタビュー内容は、取材当時のものです。