企業情報
社名：株式会社岡本酒店 ESPOAおかもと
設立：昭和４２年
役職：代表取締役
住所：東大阪市四条町２－１４
事業内容
造り手の情熱が詰まったワインを中心に、世界のワインや、広島・秋田など蔵直の日本酒、安心・安全・新鮮な、農家が食べているお米など当店が扱う商品が持つストーリーを、試飲・試食を通じてお客様にお伝えできるよう心がけております。
会社の誕生
父親が酒屋の問屋に勤めていて酒販免許を取得し独立。瓢箪山の地元で盛業でき、息子の私も継ぐべく酒屋の問屋に就職して一年目に、父親が倒れたのですぐ呼び戻され、後を継ぐことになりました。
もちろん平社員から出発で、番頭さんたちに教わりながら、番頭さんたちも独立し、５～６年経ったころ本店も手伝いながら、今の場所で夫婦でオープンしました。
当時まだまだワインなんて。。。という時代に、父と古い付き合いのドイツワインのインポータ―さんに、甘辛濃淡酸苦、多様なワインの面白さを教えていただいたのがきっかけで、どっぷりワインの世界にはまってしまい、今度はこのワインの世界を知っていただきたく、このESPOAおかもとをオープンさせていただきました。
入会のきっかけ
当店のワインのお客様でもありますパナットきのしたの奥様、木下典子さんの熱心なお誘いで、朝早くから家の前までお迎えにきていただき、八尾のモーニングセミナーに連れて行ってもらったのがきっかけです。
初めて参加した時、みなさんが握手してこられ、熱い歓迎ぶりにおどろき、大きな声で歌を歌いだしたのでこんな会があるんだとびっくりしました。
転機となるような学びは？入会してよかった？
大阪鴻池倫理法人会のモーニングセミナーにはじめて参加したとき、何人か顔見知りの方々がおられました。
特に小学校の同級生の礒山さんは、当時知ってるだけでつきあいはありませんでしたが、ちょうど鴻池６代目会長になられて会長から手伝ってくれないかと声がかかりました。
自分は職業がら夜は店を空けられないので、朝だけならということですぐお役をいただき、この３年間会長とともに、倫理に関われたことが、よかったと思います。
倫理法人会で学ぼうとしている 経営者のみなさんへのアドバイス
倫理の学びは、人を変えることができると思います。
１日の仕事の前のモーニングセミナーに、理由は何であれ、参加しようとして参加し、講話を聴くという行為は、自分にとって、プラスこそあれ、絶対にマイナスはないと思います。
今後のビジョン
今までに、自分がインプットしてきたワインや食品、日本酒などの知識を、お客様にアウトプットできる場を、組織化し、ワイン・日本酒などの教室を運営していくことにより、お客様との絆を、より強固なものにしていきたいと考えております。
【取材 山田由美子監査／大阪鴻池倫理法人会】
【写真撮影 株式会社Photostudio S 杉谷 昌彦/堺市北区倫理法人会】
酒屋と呼ばれたくない、ただのビールや知ってるものを売っているお店ではなく、専門店にしたいという岡本さんのこだわりが、お酒をはじめお米や食料品にありました。
お酒を置いてもらっているお店とのコラボで、そのお店でお料理を味わいながらワイン会を定期的に開かれて、好きなワインを広めつつ、なかなかお商売がお上手だなと思いました。
店頭での個人売りも大事にされている中、このコロナで業務用が全くでなくなったこの時期にお米を買いにきていただけるお客様が増え、また試飲会やワイン教室のお客様たちが、自宅用のワインなどお店に行けない分、お買い上げが倍増したとのこと、コロナの影響で商いが様変わりしつつあるのは、どんな業種でも否めません。
礒山会長との出会い、それから今の場所を売ってくれた方は、道頓堀倫理法人会の山本さんとお聞きしてまたこれも奇遇だなあと思いました。
いつも取材して、人の不思議なご縁を感じます。
【岡本好平さんの所属単会 →大阪鴻池倫理法人会 】
※記事中の所属や役職およびインタビュー内容は、取材当時のものです。
