GENKIな会員企業のご紹介

ソニー生命保険株式会社 部長/トップ・オブ・ザ・エグゼクティブ ライフプランナー 角田成市氏にインタビューしました。

勤務先
社名:ソニー生命保険株式会社
入社:1996年
役職:部長/トップ・オブ・ザ・エグゼクティブ ライフプランナー(大阪中央ライフプランナーセンター第3支社第6営業所)
名前:角田成市 大阪天王寺区倫理法人会 会長

※当会の活動は個人として参画しており、勤務先は会員企業ではありません。

事業内容
誰もが知るソニー生命保険株式会社。角田会長は部長(トップ・オブ・ザ・エグゼクティブ ライフプランナー)として、梅田・ハービスENTのオフィスの一角に部屋を構え、3人の秘書を抱え驚異の業績を残し続けています。全世界の生命保険営業職の上位1%のみがその称号を与えられるMDRT(Million Dollar Round Table)を24回獲得。さらにMDRTの3倍の業績をあげることで得られるCOT(Court of the Table)を前年度に初めて獲得し、今年度も既に獲得がみえている状況とのこと。

会社の誕生

 

 

〜保険の仕事との出会いと成長〜
小学生の頃から「なろうと思うより、なれると思って明るい気持ちで努力せよ」という標語を唱え、大きくなりました。大学卒業後は三菱UFJリースに就職、30歳で結婚し、32歳でソニー生命保険のビジネスに参画。サラリーマンから、アントレプレナー(独立企業家)としての人生を歩み始めました。

当時から、自分のなかで決めていたことがいくつかあります。

ひとつは「まずはやってみよう」という挑戦の気持ちを持った生き方。たかだか30年しか生きていない「自分のものさし」だけで物事を判断したらもったいない。何事もやってみることで、成長につながるはずだという思いです。

そして「大きな流れには逆らわない」という生き方。成功や失敗、人との出会いにも意味があるのだと考え、判断や決断を重ねていく生き方です。何かのお誘いを受けても「検討します」とは言わない、即断即決です。検討しても、結果は同じなのだと思います。

もうひとつは「何があっても折れない、絶対に折れない」という生き方。そう自分で決めたのです。
折れない心を支えてくれているのは子どもの存在です。障がいを持って生まれた子ども、天使のような子どもの姿を通して教わったこと、子育てを通じた夫婦の助け合い。それが私の支えとなってくれています。

入会のきっかけ

 

 

以前から「角田成市の仕事道」、「福の音」という勉強会を主催していました。保険の仕事につなげる意志は全くなく、皆様に喜んでいただければいいという思いで始めた無料の勉強会です。そのご縁で、倫理に入会する前に、東播磨倫理法人会と神戸市倫理法人会で講話をさせていただいた経験もあります。

ある日、天王寺の前会長・岩佐相談役がその勉強会に来られました。最初にお会いしたのは20年程前のことだったのですが、なぜかお互いに覚えていて、ご縁を感じました。その後ナイトセミナーにお誘いいただき、セミナーでは米澤普及拡大委員長から「あなた、入っておきなさい」というひと言をいただきました(笑)。翌日のモーニングセミナーに参加して、入会を即決。流れに逆らわない生き方の実践です。

転機となるような学びは?入会してよかった?

 

 

会長のお役を受ける事で、本当に大きな転機を得られたと思っています。
それまでは組織づくりの経験はほとんどありませんでした。しかし会長は約130人の社員を抱える会社経営と同じです。「愛」がないと人は動いてくれません。130人の会員ひとりひとりを大切にすることで、みんなが「天王寺愛」を持った組織、チームになるのだと信じています。

会員の皆さんへ向けて使う言葉も変わってきたと思います。会長としての思いを伝えるために、時には勇気をもって言う。自分の中でも小さなチャレンジを重ねています。「心の成長」を感じています。

こうした感覚は2年目を迎える頃、2020年の夏ぐらいから感じています。倫理法人会の会長には3年という任期があります。3年という期間にも意味があることが、少しわかってきた気がしています。お役に徹する、お役を全うするという気持ちが、成長するチャンスになる。それを学ばせていただき、本当に有難いなと思っています。3年の任期を終えるとき、どんな気持ちになるのか、今から楽しみです。

倫理法人会で学ぼうとしている 経営者のみなさんへのアドバイス

 

 

まずは、入会してみてください。「ちゃぽん」と飛び込んでみる、その素直さが大切だと思います。「やってみないとわからない」ことはたくさんあります。倫理法人会での学びは、人生や経営、人間関係における大きな土台を築いてくれることは間違いありません。倫理によって救われた、考え方が変わったという方はたくさんいます。親子の関係、夫婦の関係、すべての土台づくりにつながる場なのです。

今後のビジョン

 

 

2021年9月からは会長3年目に入ります。将来、振り返ってみると「コロナ時代の会長」となるはずです。大変な時期に会長をさせてもらえたことも、大きな成長につながっているのかと思っています。

「倫理法人会の最終目標は解散すること」という言葉が大好きです。倫理の学びが世界中に浸透すれば倫理法人会が果たす役割を終えることになる、だから解散する。そんなカッコいい組織はないですよね。

倫理を世界に拡げるためにも、まずは「天王寺愛」を育んでいきます。
「全国に約700、大阪に27単会ある中でも、天王寺に入ったことが私にとって一番の価値」と言ってくれるような会に育てていきたい。来年は白い行動旗を獲得して、次の会長に引き継ぐことを目指しています。

【取材 井村幸治/大阪天王寺区倫理法人会/副事務長】
【カメラマン Syoji photo 山本祥司/泉州倫理法人会/幹事】

インタビューは講話のような濃い時間となりました。「今は生活の9割が倫理の活動に捧げている」とおっしゃる角田会長。この日も、天王寺の会員さんとランチ面談をされてからの時間でした。しかし、それでも仕事はすこぶる順調。「もし、倫理の神様がいるとするならば、仕事の面で応援されていると感じる」とおっしゃいます。同じ和歌山市生まれの同級生ではありますが、人間として尊敬し、目標としたい方です。3年目の「角田丸」を船底から支えていきます!

【角田成市氏の所属単会/大阪天王寺区倫理法人会/会長】

※記事中の所属や役職およびインタビュー内容は、取材当時のものです。