GENKIな会員企業のご紹介

永野設備工業株式会社 永野 祥司氏にインタビューしました。

社名:永野設備工業株式会社
設立:2001年9月
役職:代表取締役社長 永野祥司
住所:岸和田市三田町1849番地
URL:http://ns-co.jp/

給排水・エアコン・ガス等配管設備全般請負

会社の誕生

両親は岸和田市で毛布の製造業を自営で営んでおりましたが、多くの繊維会社が海外に製造を移しているのを見て、将来に大きな展望が持てなくなっていました。

そこで工業高校を卒業後、住宅や建物の水廻りの仕事なら必ず必要で有り、無くなる事はないと考え、卒業後すぐに設備工事の会社に就職しました。

それから7年間、勤めながら設備工事の技術を学びました。
その中で、阪神大震災の復興工事で仕事をした時、あるお婆さんが水道の蛇口から水が出るようになったのを心の底から喜んでくれて感謝されました。

その時をきっかけにこの仕事にやりがいを持ち一生やろうと決意しました。

その後25歳の時、平成12年4月に独立、翌年9月に会社を設立しました。

入会のきっかけ

会社経営には人間力が必要だと考え、青年会議所の仲間とLMP(ライフ・マネージメント・プログラム)に参加している時に、何人もの倫理法人会の方にお会いする機会がありました。

そこで大阪府倫理法人会監査のナカタ産業株式会社の中田社長様と知り合い、会社が岸和田市内という事で、無理なく通える泉州倫理法人会を紹介して頂きました。

私が知っている倫理の方がすばらしい方ばかりだったので、阪谷会長より入会の説明を頂いた後、直ぐにその場で入会させて頂きました。

転機となるような学びは? 
倫理に入会してよかったことは?

LMPでも人に喜んで頂く事が大切だと学びましたが、倫理でも人の喜び我が喜びということが直ぐに理解できました。

また倫理の「明朗・愛和・喜働」についても全くその通りで、常に実践していかなければと決心しています。

ある会社を訪問した時、応接室にお客様用の飲み物メニューがあり、大変喜ばれているとお聞きしました。

そこで当社でも来社されるお客様の為に
「Nagano’s Café」サービスを始めました。

最初は事務員もあまり乗り気ではありませんでしたが、社員の一人がラテアートコーヒーに挑戦して作ったところ、お客様に大変喜んで頂き、今ではみんなで楽しく運営してくれるようになりました。

その結果、社内が以前より格段に明るくなりました。

倫理法人会で学ぼうとしている
経営者のみなさんへのアドバイス

人は色々と、「あ~でない」「こ~でない」と考えますが、
まずはやってみる。

私も今まで色々な会に参加させて頂きましたが、
いいと思う事は全て直ぐに行動してきました。

その上で自分に合っていれば続ければいいし、合っていなければ辞めればいいだけだと考えます。

今後の会社のビジョン

数字の目標より、まずお客様の喜びを通じて
日本一幸せな社員のチームを作る事です。

既存のお客様にアフターサービスを充実させ、末永く喜んで頂くことで毎日の仕事が楽しく思える会社に発展させていきます。
倫理で学ぶことを実践して、一人でも多くのお客様に喜ばれる会社に成るように努力していきます。

 

 

 

【取材 清水松朗事務長 / 泉州倫理法人会】
【カメラマン 株式会社Photostudio 杉谷昌彦 / 堺市北区倫理法人会】

素直に即行される永野社長にまず感激しました。事務所にお伺いして最初に驚いたのは、
各社員様の机がパソコンを中心に整理整頓されていて、ほとんど完璧なペーパーレスを実践されていることでした。
社員の方々も女性が7割方で明るくて優しく、そしてきびきびされているのが良くわかりました。
もうすでに80%倫理経営をされている素晴らしい会社だと実感させて頂きました。永野社長、社員様ありがとうございました。

【永野祥司氏の所属単会 → 泉州倫理法人会

※記事中の所属や役職およびインタビュー内容は、取材当時のものです。