株式会社 夢ふぉと 代表取締役 林 さゆり氏にインタビューしました。
会社の誕生
25年前に「机1つ、電話1台」を間借りして心斎橋でスタートしたのが当社の始まりです。
そもそも会社を始めようと思ったきっかけは明治40年生まれのおばあちゃんの存在でした。
私はとてもおばあちゃん子で、世界で一番大好きなおばあちゃんの事を形にして残したいと思ったのですが、当時は、一般の方が「かけがえのない大切な思い出」を1冊にまとめて手軽に残す方法がなかったんです。
残せるツールがあれば多くの方に喜んでもらえるだろうと思って「人にとっての宝物を作る」会社として「夢ふぉと」をスタートしました。
今後のビジョン
15年ほど前に行った講座の際にアルバムを使ったワークショップをしたんですね。そしたら参加者全員が泣くぐらい上手くいって、それを発展させて「アルバムセラピー」という取り組みを始めました。
アルバムセラピーは、昔の写真を見ながら過去を振り返ることで自分が本当に好きな物を見つけるきっかけになったり、心から「幸せ」と言える状況に気づくことができます。
これまでに小学3年生から96歳までの幅広い方に受けてもらっていますが、まだまだ一部の方にしか届けられていません。
今後は、色んな世代の方に向けてワークショップを開催していこうと思っていますが、特に「好き」が見つからず就職活動時に苦戦する学生の方向けのワークショップを全国に広げれたらと思います。
他には「自分図鑑」活動の拡充や「相手を思いやるツール、仕組み」作りをやっていきたいと思います。
※記事中の所属や役職およびインタビュー内容は、取材当時のものです。
