協和興発株式会社 代表取締役 模剛太郎氏にインタビューしました。

▼企業情報
社名:協和興発株式会社
設立:昭和30年12月
役職:代表取締役
住所:〒651-0078 兵庫県神戸市中央区八雲通1-1-31

▼事業内容
不動産事業

事業を始めたきっかけ

父が営んでいた不動産事業を引き継いだことが、現在の仕事の始まりです。2016年2月、現在の場所に事務所を構えました。
私たちの会社は、新規のお客様を大量に集めるというより、これまで築いてきた人脈やご紹介を中心に仕事をしています。そのため、交通の便が良く、お客様が訪ねやすい場所であることは大切でした。ちょうど今の場所に空きが出たこともあり、ここで仕事を続けていこうと決めました。

倫理法人会に入会した理由

倫理法人会との出会いは、会員だっ方から声をかけていただいたことがきっかけです。2016年4月27日のナイトセミナーに参加し、翌朝のモーニングセミナーにも参加して入会しました。
最初は「宗教的な団体なのかな」と少し構えていたのですが、実際に参加すると、さまざまな立場や考え方の方と出会える場所でした。自分とは違う価値観に触れることも、人生の幅を広げる学びになると思い、続けてみようと考えました。

人生の転機となるような学び

バブルの最盛期には、マンションや土地を売買して利益を得る不動産会社も多くありましたが、私たちは仲介手数料をいただく地道な仕事を続けてきました。苦しい時期もありましたが、父から引き継いだ人脈や、お客様、関係者の皆さまに支えられて今日まで続けてこられました。
一つの仕事を最後まできちんとやり遂げる。すると「売りたい人がいる」「買いたい人がいる」「相談したい人がいる」と、人が次の人を紹介してくださいます。仕事は結局、人と人とのつながりで成り立っているのだと実感しています。
モーニングセミナーにも、やむを得ない事情がある時を除いてほぼ欠かさず参加し、皆勤を続けてきました。コロナ禍では一時退会しましたが、状況が落ち着いてから再び参加しています。
今では『万人幸福の栞』を読むことが習慣になり、バスや電車を待つ時間にもページを開きます。経営には良い時も悪い時もあり、気持ちが揺れることもあります。そんな時、「明朗愛和」という言葉に触れることで、心を落ち着け、前向きな気持ちを取り戻しています。
また、毎年お客様へカレンダーを届けることも大切にしています。以前は年賀状や暑中見舞いを送っていましたが、それだけでは顔が見えません。今は西は姫路、東は京都、北は丹波、南は松原まで足を運び、できるだけ直接お会いして手渡しています。
顔を見て近況を伺うことで、初めて分かることがあります。その積み重ねが、新たなご縁にもつながっていると感じます。

入会を考えている人へのメッセージ

倫理法人会で学べるのは、経営のノウハウだけではありません。仕事や人にどう向き合うかという「心の在り方」を学べる場所だと思います。
厳しい時こそ明るく前向きに、そして基本を大切にすること。まずは一度モーニングセミナーに参加し、できれば何度か続けて足を運んでみてください。続けて参加することで、少しずつその良さが見えてくると思います。

今後のビジョン

これまでの仕事は、人とのご縁に支えられてきました。一つのご縁が次のご縁を呼び、それがつながって大きな「円」になっていく。これからも、そのつながりを何より大切にしていきたいです。
直接お会いするからこそ分かること、そこから生まれる偶然の出会いもあります。感謝する気持ちを忘れず、前向きに、元気で仕事ができる限り続けていきたいと思っています。

編集後記

お話を伺って印象に残ったのは、「ご縁を大切にする」という言葉だけでなく、実際にお客様のもとへ足を運び、顔を合わせることを長年続けておられることです。一つひとつの仕事に誠実に向き合う姿勢が、次のご縁を生み、今の仕事につながっているのだと感じました。

<取材> 辻 太志/大阪尼崎倫理法人会 副事務長
<撮影> 澤 利一/幸合同会社 代表社員/千里中央倫理法人会 幹事

2026年11月 No.337 掲載

※記事中の所属や役職およびインタビュー内容は、取材当時のものです。