GENKIな会員企業のご紹介

株式会社中村フロアー 中村 奨氏にインタビューしました。

社名:株式会社中村フロアー
設立:2011年12月に創業
   2014年9月に株式会社へ組織変更
住所:兵庫県尼崎市戸ノ内町3-17-11
URL:http://www.nakamurafloor.com/
役職:代表取締役社長
名前:中村 奨

事業内容
弊社は建築物件を中心に床コンクリート仕上げ工事業の「土間屋」をしている。

社歴こそ浅いものの、関西での代表的な建築物件に指名業者とされる事も多く、厚い信頼を集めている。

また顧客の仕上がりの品質要求や幅広いニーズに応えるべく、コンクリート仕上げに関わる事には積極的にチャレンジしており、新しい工法や機材の開発に携わる機会にも参画している。

さらには土間屋に留まらず左官業や各種補修、コンクリート打設業務も手掛けている。

会社の誕生

土間屋を営んでいた父親の元に入職した事が今日の私の基本となっております。

伝統的な技術の継承を重んじつつも、更なる完成度を追求したい気持ちが革新的な工法や機械化に強い探究心が生まれ、これを押え切れない自身が思い通りに出来る環境に憧れて独立開業しました。

当初は顧客開拓から始まり苦汁を飲むことも多々ありましたが、コンクリート仕上げは美しい形を後世に残していく仕事であると強い信念がありましたので、何事にも果敢に挑み続けていたら順々にご評価を貰えるようになりました。

今では付帯する左官やコンクリート補修等の受注も含めて業務の幅も広がり、更には新工法での施工現場の指定業者にも認められ、僅か3年で株式化も出来る程の事業展開に至りました。

入会のきっかけ

大阪府寝屋川市倫理法人会に所属されております「南晃工業株式会社」の一貫坂社長より薦められて入会しました。

私の仕事ぶりをご評価を賜りまして、積極的に発注して頂く様になり、懇意にして頂いております。

何より一貫坂氏は平成28年秋の褒章にて黄綬褒章を受章された尊敬すべき師として仰いでおりまして、私の人生観に多大なる影響を与えて頂いた方です。

転機となるような学びは? 
倫理に入会してよかったことは?

土間屋という専門業者であって、土間以外の仕事はしない、やらないと決めつけていました。
でもやれば出来ると半ば思っていました。

ある時、自社の仕事の出来栄えをみて同じ鏝(コテ)を使う仕事である左官の応援を頼まれ、やってみると難しかった・・・。

井の中の蛙であったが、でも何故か自分には運命を感じました。

他職に任せてしまうのも方法であったかもしれない。
しかしながら自ら取り組んでみると考えたときから何物にも代えられない沢山の人々との出会いが始まり、今は多岐に渡る仕事の幅となり、現在の自分の財産になっていると感じています。

倫理に入って良かったか?
顧客や従業員は自社や自分自身に縁あって巡り会えたものと感謝の意をもって接する事が出来ています。

やはり自分は周りの人に支えられて今日があるものと倫理を通じて感謝しています。

倫理法人会で学ぼうとしている 経営者のみなさんへのアドバイス

分からない事があって、あれこれ不安になったり心配することは自分自身には必然的なタイミングであると捉えてしまえば前向きになれるものと自負しています。

結果的には目先の会社利益を優先させるのでなく、従業員の幸せを重んじ、さらには業界の為に何が出来るかと考えていくと、自ずとして打開策が見い出せて、みんな幸福になっていくのではと思っています。

今後のビジョン

自社のみならず業界の未来にプラスになることは有言実行し、新しい価値を生み出しながら、業界のリーディングカンパニーでありたい。

常に挑戦し続けることの出来る組織を目指しています。

あらゆる事への探求と継続していきます。

 

 

 

【取材 山元 靖子 幹事/寝屋川市倫理法人会】
【カメラマン  写真スタジオ ハート 上田 哲也/枚方・交野倫理法人会 】

倫理法人会に入会されてまだ1年という中村さんですが本当に純粋(すなお)な心をお持ちで倫理感を深く持っておられると感じました。
会社への思い、従業員の方々への熱い思いもお聞きすることができ今回も元気な企業取材で会社の方に訪問させていただき法人会では見ることが出来ない中村さんを知ることができ本当に良かったです。

【中村奨氏の所属単会 → 寝屋川市倫理法人会

※記事中の所属や役職およびインタビュー内容は、取材当時のものです。